空の接続文字列に接続を指定して、LOCAL環境変数を設定する方法を説明します。
接続文字列を空の接続文字列("")に設定してから、LOCAL環境変数を次のいずれかの値に設定できます。
直接アドレス
Oracle Netキーワード値ペア
tnsnames.ora
エントリおよびTNS_ADMIN
がtnsnames.oraの場所に設定されています
tnsnames.oraエントリおよび次のとおりです:
ORACLE_HOME/network/admin
にあるtnsnames.ora
このOracleホームに設定されているORACLE_HOME
環境変数
この方法により、アプリケーションは、アプリケーション・コードが空の接続文字列を使用する場合に、接続文字列を内部的に指定できます。空の接続文字列のメリットは、アプリケーションがtnsnames.ora
エントリを指定する必要がないという点です。かわりに、ユーザーがアプリケーションを起動した場合、データベースの場所は、スクリプトまたは環境、つまりLOCAL
環境変数をどこに設定したかによって決定されます。空の文字列を使用するデメリットは、アプリケーションがデータベースに接続するためにこの追加情報を構成する必要があるという点です。