レスポンス・ファイルの保存
Oracle Universal Installerを対話モードで使用してレスポンス・ファイルを保存し、このファイルを編集してからサイレント・モードまたはレスポンス・ファイル・モードのインストールに使用できます。
Oracle Database 11g リリース2(11.2)以降では、「サマリー」ページで「レスポンス・ファイルの保存」をクリックすると、インストール中のすべてのインストール・ステップをレスポンス・ファイルに保存できます。生成されたレスポンス・ファイルは、後でサイレント・インストールに使用できます。
レスポンス・ファイルを保存する場合、インストールを完了するか、またはOracle Universal Installerがシステムへのソフトウェアのコピーを開始する前に「サマリー」ページでOracle Universal Installerを終了できます。
ノート:
Oracle Universal Installerでは、パスワードはレスポンス・ファイルに保存されません。
レスポンス・ファイルを保存するには:
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レスポンス・ファイルを作成するコンピュータが、「Oracle Databaseのインストール前の作業」に説明されている要件を満たしていることを確認します。
Oracle Universal Installerを実行してレスポンス・ファイルを保存する際には、システムがソフトウェアをインストールする要件を満たしているかどうかが検証されます。このため、インストール前のすべてのタスクを完了してから、レスポンス・ファイルを保存してインストールを完了することをお薦めします。
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コマンド・プロンプトで
cd
コマンドを使用して、Oracle Universal Installerのsetup.exe
実行可能ファイルを格納するディレクトリに移動します。ノート:
Windowsのコマンド・プロンプトでは、管理者権限が必要です。
インストールDVDでは、
setup.exe
はdatabase
ディレクトリにあります。あるいは、インストール・ファイルをダウンロードまたはコピーしたディレクトリに移動します。 -
setup.exe
を実行します。 -
Oracle Universal Installerの起動後、インストール設定を入力します。この設定はレスポンス・ファイルに保存されます。
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インストーラに「サマリー」画面が表示されたら、次の手順を実行します。
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「レスポンス・ファイルの保存」をクリックし、レスポンス・ファイルのファイル名および場所を指定します。その後で、「保存」をクリックして、値をファイルに保存します。
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「終了」をクリックしてインストールを続行します。
インストールを続行しない場合は、「取消」をクリックします。インストールは中止されますが、保存したレスポンス・ファイルは保持されます。
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保存したレスポンス・ファイルを別のシステムで使用する前に、ファイルを編集して必要な変更を加えます。
編集する際は、ファイルに記載された説明をガイドとして使用してください。
親トピック: レスポンス・ファイルの準備