プライマリ・コンテンツに移動
Oracle® Database管理者リファレンス
18c for Microsoft Windows
E99714-01
目次へ移動
目次
索引へ移動
索引

前
次

Windowsでのアドバンスト・レプリケーションについて

アドバンスト・レプリケーションには様々な構成や使用方法があります。

Oracle Databaseは、パッケージおよびプロシージャを、別々の手動プロセスではなく、自動的にインストールします。

この項では、Oracle Databaseにアドバンスト・レプリケーションを手動で構成する方法について説明します。この機能を使用するように構成されていなかったOracle Databaseのインストール環境にアドバンスト・レプリケーションを追加する場合にのみ、示されている手順に従ってください。

アドバンスト・レプリケーションを構成する手順は次のとおりです。

表領域およびロールバック・セグメントの要件のチェックについて

表5-3 アドバンスト・レプリケーションの表領域およびロールバック・セグメントの要件

表領域/ロールバック・セグメント 最小空き領域

SYSTEM

20MB

UNDOTBS

10MB

RBS

5MB

TEMP

10MB

USERS

特定の要件なし

注意:

レプリケーション・トリガーおよびプロシージャがここに格納されます。

関連項目:

表領域の詳細は、『Oracle Database管理者ガイド』を参照してください。

初期化パラメータの追加および変更

アドバンスト・レプリケーションを使用する場合は、特定のパラメータ値を初期化パラメータ・ファイルに追加し、それ以外のパラメータ値を推奨値に設定する必要があります。

表5-4 アドバンスト・レプリケーションの初期化パラメータ

パラメータ名 推奨値 サイト

JAVA_POOL_SIZE

50MB

マスター

DISTRIBUTED_LOCK_TIMEOUT

300秒

マスター

GLOBAL_NAMES

TRUE

マスター

OPEN_LINKS

4

マスター

PROCESSES

現在の設定値に9を加えた値

マスター

JOB_QUEUE-PROCESSES

2

マスター

JOB_QUEUE_PROCESSES

2

マテリアライズド・ビュー

注意

n-wayサイト数に依存します。

データ・ディクショナリ表の監視

アドバンスト・レプリケーションを使用して、大量のレプリケート対象のオブジェクトを設定する場合は、SQL SELECT引数を使用して、次のデータ・ディクショナリ表を監視する必要があります。

  • ARGUMENT$

  • IDL_CHAR$

  • IDL_UB1$

  • IDL_UB2$

  • IDL_SB4$

  • I_ARGUMENT1

  • I_SOURCE1I$

  • SOURCE$

  • TRIGGER

必要に応じて、記憶域パラメータを増加させ、多くのレプリケート・オブジェクトの記憶要件を満たすようにします。