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Oracle® Database管理者リファレンス
18c for Microsoft Windows
E99714-01
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SQL*Plusを使用したデータベースの起動および停止

SQL*Plusを使用してデータベースを起動および停止する方法について説明します。

次の説明では、データベース・インスタンスが作成されていることを想定しています。

注意:

この章のディレクトリ・パスの例は、Optimal Flexible Architecture(OFA)のガイドラインに準拠しています。インストール時にOFAガイドラインに準拠していないディレクトリを指定した場合、ディレクトリ・パスは異なったものになります。

Oracle Databaseを起動または停止するには、次のようにします。

  1. Oracle Databaseサーバーに移動します。
  2. コマンド・プロンプトからSQL*Plusを起動します。
    C:\> sqlplus /NOLOG
    
  3. Oracle Databaseにユーザー名SYSDBAで接続します。
    SQL> CONNECT / AS SYSDBA 
    
  4. データベースを起動するには、次のように入力します。
    SQL> STARTUP [PFILE=path\filename]
    

    このコマンドでは、path\filenameで指定した初期化パラメータ・ファイルが使用されます。C:\app\username\product\11.2.0\admin\orcl\pfileにあるinit2.oraという名前のファイルを使用してデータベースを起動するには、次のように入力します。

    SQL> STARTUP PFILE=C:\app\username\product\11.2.0\admin\orcl\pfile\init2.ora
    

    PFILEが指定されていない場合、コマンドでは、ORACLE_HOME\databaseにあるSPFILEが検索されます。このファイルが見つかった場合は、データベースの起動にこのファイルが使用されます。SPFILEが見つからない場合は、ORACLE_BASE\ADMIN\db_name\pfileにあるデフォルトの初期化パラメータ・ファイルが使用されます。

  5. データベースを停止するには、次のように入力します。
    SQL> SHUTDOWN [mode]
    

    modeは、normalimmediateまたはabortです。

    normalの停止では、Oracle Databaseは停止する前に、現在接続しているすべてのユーザーが切断するまで待機し、新しい接続を禁止します。これがデフォルト・モードです。

    immediateの停止では、Oracle Databaseは、アクティブ・トランザクションを終了してロールバックし、クライアントを切断して、停止します。

    abortの停止では、Oracle Databaseは、アクティブ・トランザクションを終了しユーザーを切断しますが、トランザクションはロールバックしません。データベースが次に開始されたときに、自動回復とロールバックが実行されます。このモードは緊急の場合にのみ使用してください。

関連項目:

「Optimal Flexible Architecture」の詳細は、『Oracle Databaseインストレーション・ガイドfor Microsoft Windows』を参照してください。