『Oracle Provider for OLE DB開発者ガイド』のこのリリースでの変更点

ここでは、次の内容について説明します。

12c リリース2 (12.2.0.1)内のOracle Provider for OLE DBでの変更点

Oracle Database 12cリリース2 (12.2.0.1)内のOracle Provider for OLE DB開発者ガイドでは、次の点が変更されました。

新機能

このリリースの新機能は次のとおりです。

  • 長いスキーマ識別子

    Oracle Provider for OLE DBは、128文字までの長さのスキーマ・オブジェクト名(表、列、ビュー、ストアド・プロシージャおよびファンクションなど)をサポートするようになりました。

    長いスキーマ・オブジェクト識別子名を使用して、この機能では、データベース・デプロイメントの柔軟性が向上し、Oracleへのデータベース移行が容易になります。

ODAC 12c リリース4内のOracle Provider for OLE DBでの変更点

ODAC 12cリリース4内のOracle Provider for OLE DB開発者ガイドでは、次の点が変更されました。

新機能

このリリースの新機能は次のとおりです。

  • トレースの拡張機能

    Oracle Provider for OLE DBに新しいトレース機能が含まれました。トレースを、ファイル名ではなく特定のディレクトリに出力できるようになりました。デフォルトのディレクトリはWindowsの一時ファイル・ディレクトリです。

    詳細は、"OraOLEDBトレースを参照してください。

12c リリース1 (12.1.0.2)内のOracle Provider for OLE DBでの変更点

Oracle Database 12cリリース1 (12.1.0.2)の『Oracle Provider for OLE DB開発者ガイド』では、次の点が変更されました。

新機能

このリリースの新機能は次のとおりです。

  • IRowsetFastLoadとSQL Server Integration Servicesの高速読込み

    Oracle Provider for OLE DBがIRowsetFastLoadインタフェースをサポートするようになり、Oracle Databaseで高速メモリーベースの一括コピー操作が可能になります。このインタフェースは、SQL Server Integration Servicesの高速読込み機能とも連携し、プロバイダを使用してOracle Databaseへの大量データの高速な取込みが可能です。

    詳細は、SQL Server Integration Servicesによる高速読込みの実行を参照してください。