1.16 ASM_DISKGROUPS
ASM_DISKGROUPSでは、ALTER DISKGROUP ALL MOUNT文の発行時にOracle ASMインスタンスが起動時にマウントするディスク・グループ名のリストを指定します。
| 特性 | 説明 |
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パラメータ・タイプ |
文字列 |
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構文 |
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デフォルト値 |
デフォルト値はありません。 |
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変更可能 |
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PDBで変更可能 |
いいえ |
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値の範囲 |
最大30文字までのカンマで区切られた文字列のリスト |
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基本 |
いいえ |
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Oracle RAC |
複数インスタンスには、異なる値を指定可能。 |
ノート:
このパラメータは、Oracle Automatic Storage Management (Oracle ASM)インスタンスでのみ指定できます。
NOMOUNT起動オプションが指定されていないかぎり、Oracle ASMインスタンスの起動プロセスによりALTER DISKGROUP ALL MOUNTが実行されます。
ASM_DISKGROUPSパラメータは動的です。サーバー・パラメータ・ファイル(SPFILE)を使用している場合は、多くの場合、ASM_DISKGROUPSの値を手動で変更する必要はありません。ディスク・グループが正常に作成またはマウントされると、Oracle ASMによってパラメータにディスク・グループが自動的に追加されます。ディスク・グループが削除されると、ディスク・グループはパラメータから自動的に削除されます。ただし、手動ディスマウントではSPFILEは更新されません。
ALTER DISKGROUP...ALL MOUNTまたはALTER DISKGROUP...ALL DISMOUNTコマンドを発行しても、このパラメータの値には影響しません。
1つのOracle ASMインスタンスに対して最大511個のディスク・グループをサポート
Oracle Database 12cリリース1以降、Oracle ASM構成で511個までのディスク・グループがサポートされるようになりました。Oracle Databaseリリース12cリリース1よりも前のOracle ASM構成では、サポートされるディスク・グループは63個までです。
関連項目:
このパラメータの使用方法および使用例は、『Oracle Automatic Storage Management管理者ガイド』を参照してください。