4.196 DBA_DATA_FILES

DBA_DATA_FILESは、データベース・ファイルを示します。

ノート:

DBA_DATA_FILESデータ・ディクショナリ・ビューを問い合せる場合、Oracleでは、リクエストされた情報がまだディクショナリ内にない場合にすべての表領域とそのデータ・ファイルにアクセスできる必要があります。表領域が暗号化されている場合、DBA_DATA_FILESを問い合せる前にOracleウォレット(キーストア)を開く必要があります。ADMINISTER KEY MANAGEMENT SET KEYSTORE OPEN文を使用すると、キーストアを開くことができます。

データ型 NULL 説明

FILE_NAME

VARCHAR2(513)

データベース・ファイル名

FILE_ID

NUMBER

データベース・ファイルの絶対ファイル番号

TABLESPACE_NAME

VARCHAR2(30)

ファイルが属する表領域の名前

BYTES

NUMBER

バイト単位のファイル・サイズ

BLOCKS

NUMBER

Oracleブロック単位のファイル・サイズ

STATUS

VARCHAR2(9)

ファイルの状態: AVAILABLEまたはINVALID(INVALIDはファイル番号が使用されていないことを示す。たとえば、削除された表領域内にあるファイルなど。)

RELATIVE_FNO

NUMBER

相対ファイル番号

AUTOEXTENSIBLE

VARCHAR2(3)

自動拡張可能かどうかのインジケータ

MAXBYTES

NUMBER

ファイルの最大サイズ(バイト)

MAXBLOCKS

NUMBER

ファイルの最大サイズ(ブロック)

INCREMENT_BY

NUMBER

自動拡張の増分値として使用されるOracleブロック数

USER_BYTES

NUMBER

ユーザーのデータに利用できるファイル・サイズ。実際のファイル・サイズからUSER_BYTESの値を引いた値は、メタデータに関連するファイルを格納するために使用される。

USER_BLOCKS

NUMBER

データが使用できるブロック数

ONLINE_STATUS

VARCHAR2(7)

ファイルのオンラインの状態:

  • SYSOFF

  • SYSTEM

  • OFFLINE

  • ONLINE

  • RECOVER

LOST_WRITE_PROTECT

VARCHAR2(7)

ファイルの書込みの欠落保護ステータス。可能な値は次のとおり。

  • ENABLED: 書込みの欠落データが収集されていることを示す

  • OFF: 書込みの欠落データが収集されていないことを示す

  • SUSPEND: 現在は書込みの欠落データが収集されておらず、それを後日有効にできることを示す。ファイルがENABLEDだったときに収集された書込みの欠落データは、書込みの欠落データベースに残っているが、それはチェックまたは更新されない。

1つのデータ・ファイルに対して書込みの欠落保護を有効にしている場合は、同じ表領域内の別のデータ・ファイルに対して有効にする必要はない。

表領域の書込みの欠落保護を有効にすると、その後で追加されたデータ・ファイルを含め、その表領域のすべてのデータ・ファイルで有効になる。

DBA_TABLESPACESビューのLOST_WRITE_PROTECT列の問合せにより、表領域の書込みの欠落保護のステータスをチェック可能。

関連項目: