7.2 Oracle削除オプションについて
deinstall.bat
コマンドによって、Oracleソフトウェアが停止し、オペレーティング・システム上のOracleソフトウェアおよび構成ファイルが削除されます。
deinstall
コマンドは、インストール後にOracleホーム・ディレクトリから使用できます。これは、%ORACLE_HOME%\deinstall
ディレクトリに配置されます。
deinstall
は、Oracleホームの情報と指定した情報を使用して、レスポンス・ファイルを作成します。-checkonly
オプションを使用して、deinstall
コマンドの実行によって以前に生成されたレスポンス・ファイルを使用できます。レスポンス・ファイル・テンプレートの編集も可能です。
ノート:
-
Oracleソフトウェアを削除するには、同じリリースの
deinstall
コマンドを実行する必要があります。以前のリリースのOracleソフトウェアの削除には、それより新しいリリースのdeinstall
コマンドは使用しないでください。たとえば、既存の11.2.0.4 OracleホームからOracleソフトウェアを削除する場合、18c Oracleホームからdeinstall
コマンドを実行しないでください。 -
Oracle Database 12cリリース1 (12.1.0.2)以上では、Oracle RestartのOracle Grid Infrastructureホームの
roothas.pl
スクリプトはroothas.bat
スクリプトに置き換わり、クラスタのOracle Grid InfrastructureのGridホームのrootcrs.pl
スクリプトはrootcrs.bat
スクリプトに置き換わります。
Oracleホーム内のソフトウェアが実行されていない場合(インストール失敗の後など)、deinstall
では構成を確認できないため、対話的に、またはレスポンス・ファイルですべての構成詳細を提供する必要があります。
親トピック: Oracle RACソフトウェアの削除