6.7.2 制御ファイルについて

データベースは、共有記憶域に格納されている2つの制御ファイルを使用して構成されています。

各データベースには、一意の制御ファイルが1つ必要であり、データベースに構成されているその他の制御ファイルは、元の制御ファイルと同一のコピーです。制御ファイルが使用不可能になると、データベース・インスタンスからこの破損した制御ファイルへのアクセスが試行されたときに、インスタンスが失敗します。様々なディスクに制御ファイルを多重化する(多重コピーを作成する)ことによって、データベースは冗長性を実現でき、それによってシングル・ポイント障害を避けることができます。

関連項目: