6.7.1 表領域およびデータ・ファイルについて
シングル・インスタンスおよびクラスタ・データベースの両方の環境では、Oracle Databaseは表領域という小さな論理領域に分割されています。
各表領域は、共有記憶域にある1つ以上のデータ・ファイルに対応しています。
表6-1 Oracle Real Application Clustersデータベースで使用する表領域名
表領域名 | 目次 |
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補助システム表領域で、 |
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データベースに必要な表、ビューおよびストアド・プロシージャの定義を含む、データ・ディクショナリで構成されます。この表領域内の情報は自動的にメンテナンスされます。 |
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SQL文の処理時に作成された一時表および索引が含まれます。非常に大規模な表に対する |
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Oracle Database Configuration Assistantが自動UNDO管理用に作成する、インスタンスごとのUNDO表領域が含まれます。 |
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アプリケーション・データで構成されます。表を作成しデータを入力するにつれて、この領域にデータが書き込まれます。 |
Oracle Universal Installer (OUI)で事前構成済データベース構成オプションを使用する場合、これらの表領域名は変更できません。ただし、詳細なデータベース作成方法を使用する場合は、表領域名を変更できます。
前述のとおり、各表領域には、共有ファイル・システムに存在する1つ以上のデータ・ファイルがあります。事前定義済データベース構成オプションによって作成されるデータ・ファイル名は、記憶域タイプ(Oracle ASM、クラスタ・ファイル・システムなど)によって異なります。
関連項目:
SYSTEM
、SYSAUX
および他の表領域の詳細は、『Oracle Database管理者ガイド』を参照してください。