4.1 インストール後の必須作業
インストールが完了したら、次の作業を実行します。
- 新しいソフトウェアにパッチが必要かどうかの判別
インストール時に、ソフトウェアのダウンロード・オプションを選択しなかった場合は、Oracle RACをインストールした後でシステムに必要なパッチがあるかどうかを確認してください。 - Windowsファイアウォールの例外の構成
Oracle RACクラスタの1つ以上のノードでWindowsファイアウォール機能が有効である場合、Oracle RACアプリケーションおよびポートに対して例外を作成する必要があります。 - Microsoft Transaction ServerのOraMTSサービスの作成
Oracle Services for Microsoft Transaction Server(OraMTS)を使用すると、Microsoftアプリケーションで調整されるトランザクション内で、リソース・マネージャとしてOracle Databaseを使用できます。 - すべての無効なオブジェクトの再コンパイル
データベースのインストール、パッチ適用またはアップグレードの後にutlrp.sql
スクリプトを実行し、無効なオブジェクトを特定して再コンパイルすることをお薦めします。 - CDBによるOracle RACでのサービスの構成
インストール時に、マルチテナント・コンテナ・データベース(CDB)を選択し、プラガブル・データベース(PDB)を構成している場合は、インストール後、このPDBにサービスを追加することをお薦めします。