E.3 Oracle RACインストールのUDPとTCPの動的ポート範囲の設定

負荷の高い環境におけるOracle RACの特定の構成では、使用可能な数のソケットが使い果たされる可能性があります。この問題を回避するには、UDPおよびTCPの両方の動的ポート範囲を拡張します。

  1. 管理者ユーザーとしてコマンドライン・ウィンドウを開きます。
  2. 次のコマンドを実行して、動的ポート範囲を設定します。
    netsh int ipv4 set dynamicport udp start=9000 num=56000
    netsh int ipv4 set dynamicport tcp start=9000 num=56000
  3. 次のコマンドを実行して、動的ポート範囲が設定されたことを確認します。
    netsh int ipv4 show dynamicport udp
    netsh int ipv4 show dynamicport tcp
    IPv6ネットワークの場合は、前述の例のIPv4をIPv6に置き換えます。