アクティブなデータベースの複製のためのチャネル構成

アクティブなデータベースの複製では、ソース・データベースのチャネル構成を変更したり、補助チャネルを構成する必要はありません。ただし、RMANがネットワークを介してパラレルにファイルをコピーできるよう、ソース・データベースのディスク・チャネルのパラレル化設定を増加させる必要がある場合があります。

アクティブなデータベースの複製に使用される複製方法のタイプによって、複製の主な作業をどのチャネルが実行するかが決まります。アクティブなデータベースの複製の実行にイメージ・コピーが使用される場合、主な作業はターゲット・チャネルによって実行されます。複製のパフォーマンスを向上させるには、ソース・データベースに複数のターゲット・チャネルを構成します。バックアップ・セットを使用してアクティブなデータベースの複製が実行される場合、複製に関する主な作業は補助チャネルによって実行されます。このため、追加の補助チャネルを割り当てることをお薦めします。補助チャネルの数は、ターゲット・チャネルの数以上である必要があります。アクティブな複製にバックアップ・セット使用することによってパラレル可も可能になり、複製プロセスの速度を向上させることができます。