Oracle Databaseのアップグレード後のOPatchコマンドの実行

Oracle Databaseをアップグレードした後で、新しいOracleホームからOPatchコマンドを実行する必要があります。

OPatchは、Oracle Universal Installerを使用してインストールするJavaベースのユーティリティです。Opatchはプラットフォームに依存します。サポートされているすべてのオペレーティング・システム上で実行されます。スタンドアロンOPatchと呼ばれる別のバージョンのOPatchも使用できます。これは、Oracle Universal Installerを使用せずにOracleホームで実行されます。

パッチとは、既存のインストールにコピーされる小型のファイル・コレクションです。パッチはOracle製品の特定のバージョンに関連付けられています。インストール済の対応バージョンの製品にパッチを適用すると、製品のバージョンがアップグレードされます。

Oracle Databaseインベントリを確認するためのOPatchの実行

Oracleインストレーション所有者としてログインし、新しいOracleホームからlsinventoryコマンドを実行します。このコマンドは、使用しているシステムにインストールされているOracleソフトウェアの正確かつ完全なインベントリを生成します。

opatch lsinventory –patch

My Oracle Supportのノート756671.1を参照して、リリース更新(Updates)およびリリース更新リビジョン(Revisions)に関する最新の推奨事項を定期的に入手してください。