SQL/XMLに対するOracleの準拠
規格のXMLデータ型はXML
です。Oracleの同等のデータ型は、XMLType
です。Oracleと規格の相違点がデータ型の名前の綴りのみである場合、規格の機能はOracleで完全にサポートされているとみなします。
表C-3に、SQL/XMLの機能に対するOracleのサポートを示します。
表C-3 SQL/XMLの機能に対するOracleのサポート
機能識別子、機能 | サポート |
---|---|
X010、XML型 |
この機能を完全にサポートします。 |
X011、XML型の配列 |
Oracleは、名前付きの配列型を使用してこの機能をサポートします。 |
X012、XML型の多重集合 |
OracleでXML型の多重集合に相当するものは、XML型の単一列を持つネストした表です。 |
X013、固有のXML型 |
固有型は、1つの属性のみを持つオブジェクト型を使用してエミュレートできます。 |
X014、XML型の属性 |
Oracleでは、オブジェクト型の属性は |
X015、XML型のフィールド |
Oracleのオブジェクト型は行型のかわりに使用できます。Oracleは、属性 |
X016、永続XML値 |
この機能を完全にサポートします。 |
X020、 |
この機能を完全にサポートします。 |
X025、 |
Oracleはこの機能をサポートしますが、次の制限事項があります。
Oracleは、 |
X031、 |
この機能を完全にサポートします。 |
X032、 |
この機能を完全にサポートします。 |
X034、 |
この機能を完全にサポートします。 |
X035、 |
この機能を完全にサポートします。 |
X036、 |
この機能を完全にサポートします。 |
X036、 |
この機能を完全にサポートします。 |
X038、 |
Oracleの |
X040、表の基本マッピング |
Oracleの表のマッピングは、Javaインタフェースおよびパッケージを介して実行できます。Oracleの表のマッピングは、表のみでなく問合せもマップするために汎用化されています。表のみをマップするには、
Oracleは、この機能の次の要素をサポートしません。
|
X041、表の基本マッピング(NULLなし) |
X040を参照してください。 |
X042、表の基本マッピング(NULLをNILとしてマッピング) |
X040を参照してください。 |
X043、表の基本マッピング(表をフォレストとしてマッピング) |
X040を参照してください。 |
X044、表の基本マッピング(表を要素としてマッピング) |
X040を参照してください。 |
X045、表の基本マッピング(ターゲット・ネームスペースを含む) |
X040を参照してください。 |
X046、表の基本マッピング(データのマッピング) |
X040を参照してください。 |
X047、表の基本マッピング(メタデータのマッピング) |
X040を参照してください。 |
X049、表の基本マッピング(16進エンコーディング) |
X040を参照してください。 |
X060、 |
Oracleは、{ |
X061、 |
Oracleは、{ |
X069、 |
Oracleは、インデント・サイズを指定できるように、この機能を拡張しています。 |
X070、 |
Oracleはこの機能をサポートしますが、次の制限があります。
Oracleはこの機能を拡張しています。規格ではターゲット・データ型が必要ですが、Oracleでは |
X071、 |
この機能を完全にサポートします。 |
X072、 |
この機能を完全にサポートします。 |
X073、 |
この機能を完全にサポートします。 |
X074、 |
この機能を完全にサポートします。 |
X075、 |
この機能を完全にサポートします。 |
X076、 |
シリアライズの前にXMLバージョンを設定するには、 |
X077、 |
この機能を完全にサポートします。 |
X080、XML公開時のネームスペース |
|
X086、 |
この機能を完全にサポートします。 |
X090、XML文書の述語 |
Oracleでは、 |
X096、 |
Oracleはこの機能を完全にサポートします。ただし、Oracleは値渡しのみをサポートするため、 |
X120、SQLルーチンでのXMLパラメータ |
この機能を完全にサポートします。 |
X121、外部ルーチンでのXMLパラメータ |
Oracleは、規格以外のインタフェースを使用して外部ルーチンに渡されるXML値をサポートします。 |
X141、 |
|
X142、 |
|
X143、 |
|
X144、 |
|
X145、 |
|
X151、 |
|
X156、 |
|
X157、 |
|
X160、登録済XMLスキーマの基本情報スキーマ |
Oracleの静的データ・ディクショナリ・ビュー |
X161、登録済XMLスキーマの拡張情報スキーマ |
Oracleは、規格の |
X191、 |
Oracleは、この構文をサポートしません。ただし、表の列は登録済XMLスキーマで制約できます。この場合、列のすべての値は |
X200、 |
Oracleは、この機能の次の要素を完全にサポートします。
Oracleは値渡しのみをサポートするため、 |
X201、 |
X200を参照してください。 |
X203、 |
X200を参照してください。 |
X204、 |
X200を参照してください。 |
X206、 |
X200を参照してください。 |
X221、XML受渡しメカニズム |
Oracleは、 |
X232、 |
Oracleは、この構文を型の修飾子としてサポートしませんが、Oracleの |
X241、XML文書作成時の |
Oracleは、この構文をサポートしません。Oracleでは、文書を作成するファンクション( |
X251、 |
この機能を完全にサポートします。 |
X252、 |
この機能を完全にサポートします。 |
X256、 |
この機能を完全にサポートします。 |
X260、XML型( |
Oracleは、この構文をサポートしません。ただし、表の列は登録済XMLスキーマの最上位の要素で制約できます。 |
X263、XML型( |
Oracleは、この構文をサポートしません。ただし、表の列は登録済XMLスキーマの名前のないネームスペースにある最上位の要素で制約できます。 |
X264、XML型(スキーマの場所) |
Oracleは、この構文をサポートしません。ただし、表の列はスキーマの場所で識別される登録済XMLスキーマで制約できます。 |
X271、XMLValidate(データ駆動形式) |
|
X272、XMLValidate( |
|
X273、XMLValidate( |
|
X274、XMLValidate(スキーマの場所) |
|
X281、 |
|
X286、XMLValidate( |
|
X300、 |
Oracleは、列パス式の逆軸をサポートしません。この制限事項を除き、Oracleは、この機能の次の要素を完全にサポートします。
Oracleは値渡しのみをサポートするため、 |
X302、順序性列付きの |
X300を参照してください。 |
X303、 |
X300を参照してください。 |
X304、 |
X300を参照してください。 |
X305、 |
X300を参照してください。 |