12.7 ARCHIVE LOG

構文

ARCHIVE LOG LIST 

REDOログ・ファイルに関する情報を表示します。

LIST

アーカイブ予定のREDOログ・ファイルの範囲、現行のログ・ファイル・グループの順序番号および現行のアーカイブ先(オプションのコマンド・テキストまたは初期化パラメータLOG_ARCHIVE_DESTで指定します)を表示するよう要求します。

ARCHIVELOGモードおよび自動アーカイブを使用すると、次のように表示されます。

ARCHIVE LOG LIST

Database log mode              Archive Mode
Automatic archival             Enabled
Archive destination            /vobs/oracle/dbs/arch
Oldest online log sequence     221
Next log sequence to archive   222
Current log sequence           222

現行のログ・グループと次にアーカイブするログ・グループのログ順序番号は同一なので、自動アーカイブによって、現行のログ・グループまでのすべてのログ・グループがアーカイブされています。

ARCHIVELOGモードで、自動アーカイブを無効にする場合、最後の3行を次のように指定します。

Oldest online log sequence            222
Next log sequence to archive          222
Current log sequence                  225

NOARCHIVELOGモードの場合は、「アーカイブする次のログ順序 %lu」の行が表示されません。

ログ順序番号は、ログ・ライターが他のREDOログ・ファイル・グループに書込みを開始するたびに増加します。ログ順序番号は、使用したログの数を示すものではありません。オンラインREDOログ・ファイル・グループが再利用されると、毎回その内容に新しいログ順序番号が割り当てられます。

使用方法

SYSOPERまたはSYSDBAでデータベースに接続している必要があります。データベース接続については、「CONNECT」コマンドを参照してください。

アーカイブ先の指定方法については、ご使用のプラットフォーム固有のOracle Databaseのマニュアルを参照してください。

ノート:

ARCHIVE LOG LISTを使用できるのは、現行のインスタンスのみです。アーカイブを開始(START)および停止(STOP)するには、SQLコマンドALTER SYSTEMを使用します。SQLコマンドの使用方法の詳細は、『Oracle Database SQL言語リファレンス』を参照してください。