Oracle Solarisに対するシェル制限の構成
インストール・ソフトウェア所有者ユーザー・アカウントごとに、インストールのシェル制限を確認します。
注意:
この項に示すシェル制限値は、単なる最小値です。本番データベース・システムでは、これらの値を調整してシステムのパフォーマンスを最適化することをお薦めします。シェル制限の構成の詳細は、オペレーティング・システムのマニュアルを参照してください。ulimit設定により、プロセス・メモリー関連のリソース制限が決定されます。次のシェル制限が、示されている値に設定されていることを確認します。
表14-4 Oracle Solarisのシェル制限の推奨範囲
リソースのシェル制限 | 説明 | ソフト制限 | ハード制限 |
---|---|---|---|
STACK |
プロセスのスタック・セグメントのサイズ(KB) |
10240以上 |
32768以下 |
NOFILES |
オープン・ファイル記述子 |
1024以上 |
65536以上 |
MAXUPRCまたはMAXPROC |
最大ユーザー・プロセス |
2047以上 |
16384以上 |
これらのシェル制限に指定されている現在の値を表示するには、次のようにします。
ulimit -s
ulimit -n
親トピック: インストール前のタスクの手動完了