AutoUpgradeでのアップグレード前情報チェック

物理サーバーまたは仮想マシンでOracle Databaseをアップグレードする前に実行する必要があるタスクのチェックリストを取得するには、analyzeモードでAutoUpgradeユーティリティ(autoupgrade.jar)を実行します。

アップグレードを開始する前に、アップグレードのターゲットとして使用できるインストールおよび構成された新しいリリースのOracle Databaseがあることを確認してください。ターゲットのOracle Databaseホームが準備されたら、このガイドに記載されている手順を使用して、システムで-preupgrade句を指定してAutoUpgradeを実行します。

Oracle Database 18c (18.5)およびOracle Database 12cリリース2 (12.2およびDBJAN2019RU以降のリリース更新)以降では、Oracle Databaseをアップグレードする前に、ターゲット・システムでAutoUpgradeを-analyzeモードで実行することをお薦めします。AutoUpgradeでは、アップグレードを開始する前に対処する必要がある問題を識別できます。場合によっては、一部の問題を解決できるスクリプトをAutoUpgradeで生成することもできます。常に最新のAutoUpgradeリリースをダウンロードすることをお薦めします。

ヒント:

Oracleのアップグレードに関するブログで、アップグレードの準備に役立つヒントおよび推奨事項を確認することを検討してください。