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2 Oracle Database Gateway for WebSphere MQのリリース情報

以下のトピックには、このリリースのOracle Database Gateway for WebSphere MQに固有の情報が含まれています:

変更点および拡張機能

これらのトピックでは、このリリースに含まれる変更点と強化点について説明します。

Oracleデータベース依存性

このトピックでは、Oracleデータベースの依存関係について説明します。

このリリースのOracle Database Gateway for WebSphere MQには、Oracle Database 12cリリース2 (12.2)用の最新リリース・パッチ・セットまたは使用しているOracleデータベース・リリース用の最新リリース・パッチ・セットが必要です。

ラージ・データ・バッファのサポート

PL/SQL RAWデータ型制限は、32KB(32767バイト)です。

ロードが大きい場合、TABLE OF RAWSデータ型を使用してください。 大規模データ・バッファのサポートの詳細については、以下を参照してください:

DG4MQデータ型

この表は、Oracle Database Gateway for WebSphere MQ (DG4MQ)データ型に関する情報を提供します。

データ型 V401 V804 V817およびV901 Oracle 10gリリース2以上

MQOD

PGM.MQOD@dblink

PGM.MQOD

PGM.MQOD

PGM.MQOD

MQMD

PGM.MQMD@dblink

PGM.MQMD

PGM.MQMD

PGM.MQMD

MQPMO

PGM.MQPMO@dblink

PGM.MQPMO

PGM.MQPMO

PGM.MQPMO

MQGMO

PGM.MQGMO@dblink

PGM.MQGMO

PGM.MQGMO

PGM.MQGMO

MQODRAW

該当なし

PGM.MQODRAW

PGM8.MQODRAW

該当なし

MQMDRAW

該当なし

PGM.MQMDRAW

PGM8.MQMDRAW

該当なし

MQPMORAW

該当なし

PGM.MQPMORAW

PGM8.MQPMORAW

該当なし

MQGMORAW

該当なし

PGM.MQGMORAW

PGM8.MQGMORAW

該当なし

PGM_UTLプロシージャ

この表は、PGM_UTLプロシージャに関する情報を提供します。

プロシージャ V401 V804 V817およびV901 Oracle 10gリリース2以上

TO_RAW

該当なし

PGM_UTL.TO_RAW

PGM_UTL8.TO_RAW

PGM.TO_RAW

RAW_TO_MQMD

該当なし

PGM_UTL.RAW_TO_MQMD

PGM_UTL8.RAW_TO_MQMD

PGM.RAW_TO_MQMD

RAW_TO_MQPMO

該当なし

PGM_UTL.RAW_TO_MQPMO

PGM_UTL8.RAW_TO_MQPMO

PGM.RAW_TO_MQPMO

RAW_TO_MQGMO

該当なし

PGM_UTL.RAW_TO_MQGMO

PGM_UTL8.RAW_TO_MQGMO

PGM.RAW_TO_MQGMO

注意:

Oracle10gリリース10.2.0には、下位互換性のため、PGM.TO_RAWPGM.RAW_TO_MQMDPGM.RAW_TO_MQPMOおよびPGM.RAW_TO_MQGMOプロシージャが追加されています。

DG4MQ APIプロトタイプの変更点

この表は、DG4MQアプリケーション・プログラミング・インタフェースの変更に関する情報を提供します。

API V401引数 V804引数 V817およびV901引数 10gリリース2以降の引数

MQOPEN

(MQOD,INT,INT)

(RAW,INT,INT)

(RAW,INT,INT)

(PGM.MQOD,INT,INT)

MQPUT

(INT,MQMD,MQPMO,RAW)

(INT,RAW,RAW,RAW)

(INT,RAW,RAW,RAW)

(INT,PGM.MQMD,PGM_MQPMO,RAW) or (INT, PGM.MQMD, PGM_MQPMO, PGM.MQPUT_BUFFER)

MQGET

(INT,MQMD,MQGMO,RAW)

(INT,RAW,RAW,RAW)

(INT,RAW,RAW,RAW)

(INT,PGM.MQMD,PGM_MQGMO,RAW) or (INT, PGM.MQMD, PGM.MQGMO, PGM_MQGET_BUFFER)

MQCLOSE

(INT,INT)

(INT,INT)

(INT,INT)

(INT,INT)

DG4MQデプロイメント・スクリプト

これらのDG4MQデプロイメント・スクリプトは、このリリースで新しく追加されました。

  • pgm.sql

  • pgmobj.sql

  • pgmdeploy.sql

  • pgmundeploy.sql

PGMパッケージのゲートウェイ・プロシージャは、pgm.sql内で定義され、プロシージャで使用されるPGM_MQ*データ型定義は、pgmobj.sql内で定義されます。 PGMパッケージ、DG4MQゲートウェイ・プロシージャおよびデータ・タイプ定義の詳細については、以下を参照してください:

大きなペイロードのサポート

DG4MQ 11gは、大きなペイロードまたは32767バイトを超えるメッセージをサポートします。

詳細については、DG4MQとともにインストールされたputlongsample.sqlおよびgetlongsample.sqlサンプル・プログラムを参照してください。

データベース・リンクおよび別名ライブラリ

ゲートウェイへの接続は、データベース・リンクを介して確立されます。

DG4MQ 10gリリース2以降では、このデータベース・リンクは、各DG4MQゲートウェイの手続き呼び出し(例:PGM.MQPUT@dblink)に関連付けられなくなりました。 10gリリース2以降では、MQOPENで使用されるMQODデータ型で1回のみ定義する必要があります。このデータベース・リンクは、MQOPEN呼び出しによって返されるオブジェクト・ハンドルに登録されます。 詳細は、ゲートウェイとともにインストールされるサンプル・プログラムを参照してください。 デフォルトでは、公開データベース・リンク、dg4mqdepdblinkは、DG4MQデプロイメント・スクリプトの実行時にデフォルトのSIDを使用して作成されます。

既知の問題点

このトピックでは、このリリースの既知の問題について説明します。

この項で説明する問題は、Oracle Database Gateway for WebSphere MQに固有であり、このリリースの製品に存在することが知られています。 これらの問題は、ゲートウェイの将来のリリースで修正されます。 この問題に対する質問または関心がある場合は、Oracleサポート・サービスに連絡してください。

問題の最新リストはオンラインで入手可能です。 このオンラインの情報へのアクセスに関する情報は、Oracleサポート・サービスに連絡してください。

既知の制限事項

このトピックでは、このリリースの既知の制限について説明します。

このリリースで知られている制限は、次のとおりです。

LOG_DESTINATIONのカスタマイズ

Microsoft Windowsプラットフォームのゲートウェイ・トレースのためにゲートウェイ初期化ファイルをカスタマイズする場合に、既知の問題があります。 LOG_DESTINATIONのパス名をカスタマイズする際、デリミタとして二重のバックスラッシュを使用する必要があります。 次に例を示します。

LOG_DESTINATION=C:\\oracle\\product\\12.2\\dg4mqs\\dg4mq\\log\\dg4mqs.log

注意:

LOG_DESTINATIONがMicrosoft Windowsプラットフォーム用に定義されていない場合、デフォルト名が使用され、ログはORACLE_HOME\dg4mq\traceディレクトリに作成されます

デプロイ・スクリプトpgmobj.sqlのカスタマイズ

Microsoft Windowsプラットフォームのゲートウェイ・デプロイメント・スクリプトpgmobj.sqlをカスタマイズする際には、既知の問題があります。 libdg4mqのパス名を定義する際、デリミタとしてバックスラッシュを使用する必要があります。 たとえば、次のようにして、ライブラリlibdg4mqを作成または置き換えます。

CREATE OR REPLACE LIBRARY libdg4mq as 'C:\oracle\product\12.2\dg4mqs\bin\oradg4mqs.dll' transactional

または

CREATE OR REPLACE LIBRARY libdg4mq as '$ORACLE_HOME\bin\oradg4mqs.dll' transactional

CALLBACKリンク

Oracle Database Gateway for WebSphere MQはCALLBACKリンクをサポートしていません。 ゲートウェイでCALLBACKリンクを試行すると、次のエラー・メッセージが返されます。

ORA-02025: All tables in the SQL statement must be at the remote database