クエリー・デザイナで、名前にドット(.)が含まれるメンバーに対して子孫または最上位/最下位クエリーを実行すると、Oracle Smart View for Officeによって構文エラーが生成されます。
Essbaseから実行する計算スクリプトをSmart Viewから実行できないことがあります。これは、Smart Viewでの計算アクセス権が制限されているユーザーの場合に起きる可能性があります。計算スクリプトは、接続されているデータベースに対して実行されます。
「元に戻す」を実行する場合、以前選択したPOVのみが保存され、最近選択したメンバーは削除されます。
解決策: 「元に戻す」を使用せずに、「POVにピボット」を使用します。これにより、その次元のメンバーがすべてPOVに置換されます。
スマート・スライスでSmart Viewの操作を実行してリフレッシュを行う場合、右上隅のXボタンをクリックしてExcelを閉じようとすると、アサーションに失敗したことを示すエラー・メッセージが表示される可能性があります。このメッセージが表示されても問題はなく、「OK」をクリックして閉じて差し支えありません。
次元に約100,000を超えるメンバーが含まれている場合、「メンバー選択」ダイアログ・ボックスで「検索」を使用すると、Excelでパフォーマンスが著しく低下することや、フリーズすることがあります。
マージされたセルを使用すると、次の問題が発生することがあります。
マージされたセルが行次元に存在する場合、最も深い行次元の一番上のセルにズーム・インすると、適切なマージが維持されません。
マージされたセルに行次元で「式/フォーマットの充てん」オプションを使用する場合、最も深い行次元にズーム・インすると、「式/フォーマットの充てん」によってセルが適切に充てんされません。
POVに複数の次元を含める必要があります。POVに次元が1つのみ存在する場合、リフレッシュするとグリッドにピボットされます。
関数ビルダーは、同じ名前を持つ代替変数どうしを区別できません。
グリッドの外側のセルに入力された数値がリフレッシュ時に失われることがあります。
空白セルの列の左側にメンバーを追加すると、リフレッシュ後に新規メンバーが失われることがあります。これは、空白セルが有効な交差部ではないために発生します。
以前のバージョンのOracle Essbaseに接続する場合、スマート・クエリー・ワークシートからアド・ホック分析に切り替えると、スマート・クエリーを使用して作成したカスタム・メンバーが適用されないことがあります。
メンバー名にハッシュ記号(#)が含まれるとエラーが発生する可能性があります。
回避策: メンバー名にハッシュ記号を使用しないでください。
Smart Viewでは、デュアル・モニター操作がサポートされません。たとえば、複数のモニターに接続している場合、Microsoft WordとPowerPointで、スマート・スライスのPOVコントロールが適切に表示されないことがあります。