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Oracle® Big Data Applianceオーナーズ・ガイド
リリース4 (4.11)
E92087-03
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G.1 Oracle Big Data Applianceリリース4 (4.10)での変更点

Oracle Big Data Appliance 4.10には、次のソフトウェア更新と機能の変更点が含まれます。

ソフトウェア更新

CDHおよびCloudera Manager 5.12.1に関する詳細は、Clouderaのドキュメントを参照してください。

Oracle Big Data Applianceリリース4.10には、Mammothのインストール時のオプションとして、Oracle Big Data SQL 3.2が含まれています。Oracle Software Delivery Cloud からこのパッケージをダウンロードする必要はありません。

利便性のためにKudu 1.4.0、Kafka 2.2.0およびKey Trustee Server 5.12.1用のClouderaパーセルが含まれていますが、デフォルトではデプロイおよび構成は行われていません。

ハードウェア更新

  • Oracle Big Data Appliance X-7システムのサポート

    Oracle Big Data Appliance X7はX7–2Lサーバーに基づきます。X7–2Lの主要な拡張は次のとおりです。
    • CPUの更新: 2つの24コアIntel Xeonプロセッサ

    • ドライブの拡大: 12個の10TB 7,200 RPM SASドライブ

    • データ・ドライブ・システム・パーティションおよびリカバリ用のUSBフラッシュ・ドライブのかわりに、ミラー化M.2 150GB SATA SSDドライブを使用する改良されたブート・ドライブ設定。

    X-7ラックは(Catalyst 4948Eのかわりに) Cisco 93108TC-EX–1Gイーサネット・スイッチを備えています。

    X-7システムのラック内ケーブル配線の変更はありません。

X7-2Lサーバーは、X6-2Lおよびそれより前のサポートされるサーバー・モデルと同じクラスタでノードとして共存できます。X7-2Lは、Oracle Big Data Appliance 4.10 (以降)でサポートされます。X7–2Lノードをインストールした場合は、クラスタ・ソフトウェアもアップグレードして、すべてのノードでOracle Big Data Applianceの同じリリースが実行されるようにする必要があります。

関連項目:

デフォルトでデプロイされるSpark 2

Spark 2が、新しいクラスタにデフォルトでデプロイされるようになり、まだインストールされていないクラスタのアップグレード中にもデプロイされるようになりました。

UEK 4のOracle Linux 7をエッジ・ノードにインストール可能

Oracle Linux 7を、X7–2L、X6–2LまたはX5–2Lサーバーで実行されているOracle Big Data Applianceのエッジ・ノードにインストールできるようになりました。このリリースでのOracle Linux 7のサポートは、エッジ・ノードに制限されています。

Cloudera Data Science Workbenchのサポート

エッジ・ノードでのOracle Linux 7のサポートにより、ユーザーがOracle Big Data ApplianceでCloudera Data Science Workbench (CDSW)をホストする方法が提供されます。

CDSWは、保護されたクラスタ上のR、PythonおよびScalaにブラウザからアクセスできるようにするWebアプリケーションです。詳細は、ClouderaのWebサイトを参照してください。

Oracle Big Data ApplianceにはCDSWのライセンスまたは正式なサポートは含まれていません。ライセンス要件についてはClouderaに連絡してください。

Oracle Big Data SQL 3.2の新機能

Oracle Big Data SQL 3.2は次のような多くの新機能を提供します。
  • 拡張されたCLOB処理 – 一部のCLOBのワークロードは、HadoopのOracle Big Data SQL処理セルにオフロードできます。

  • Kafkaトピックに対する問合せのサポート。

  • カスタマParquetリーダーおよびParquetファイルの処理の改良。

  • マルチユーザー認可 – oracleユーザー以外のユーザーが問合せを送信できます。

  • 新しい"データベース認証"セキュリティ・オプション – Oracle DatabaseとHadooopのOracle Big Data SQLセルの間の通信用。

  • 既存のOracle Big Data SQLインストールの自動アップグレード。(3.2をインストールする前の古いインストールを削除する必要はありません。)

Oracle Big Data Appliance構成ユーティリティで、Oracle Big Data SQL 3.2をMammothによるインストールに選択できます。後でbdacliユーティリティを使用してリリース3.2をインストールすることもできます。

Oracel Big Data SQLは、Oracle Big Data ApplianceとExadata Database Machineおよび他のいくつかのOracle Databaseプラットフォームの間の接続をサポートします。詳細は、Oracle Big Data SQL Master Compatibility Matrix (My Oracle SupportのDoc ID 2119369.1)を参照してください。

Apache Zeppelin、Jupyter NotebookおよびRStudioのダウンロードおよび構成のスクリプト

このリリースには、これらの一般的に使用されるツールのダウンロードおよび構成に役立つスクリプトが含まれています。

手順については、/opt/oracle/bda/thirdparty/README.txtを参照してください。

スクリプトはユーザーの利便性のために提供されています。Oracle Big Data Applianceに、Apache Zeppelin、Jupyter NotebookまたはRStudioのインストールおよび使用の正式なサポートは含まれていません。

Oracle Big Data Discovery 1.5および1.4 (1.4.0.37.1388以上)がサポートされる

Oracle Big Data Discovery 1.5および1.4.0.37.1388は、Oracle Big Data Appliance 4.10と互換性があります。どちらのリリースも、Oracle Software Delivery Cloud (https://edelivery.oracle.com)からダウンロードできます。このサイトに、Oracle Big Data Discovery 1.4.0.0.0がダウンロード可能と表示される場合があります。これは実際にはバージョン1.4.0.37.1388以上です。

注意:

現在のOracle Big Data Applianceリリースにアップグレードする前にOracle Big Data Discovery 1.4.0.37.1388以上がすでに有効になっていた場合は、アップグレード後にOracle Big Data Discoveryに必要ないくつかのクライアント・ライブラリを更新する必要があります。手順の詳細は、My Oracle Support (https://support.oracle.com)のドキュメント2215083.1を参照してください。この手動更新は、現在のOracle Big Data Applianceリリースをインストールした後にOracle Big Data Discoveryをインストールした場合は必要ありません。

以前のリリースのOracle Big Data Discoveryは、このリリースのOracle Big Data Applianceではサポートされません。

OracleのR DistributionおよびORAAHの改良された構成

これらのツールについて、以前はユーザーによって行われていた環境構成の多くが自動化されました。

ノード移行の最適化

いくつかの手順をなくして、ノード移行時間が改善されました。

Oracle Big Data SQLおよびノード移行とノード再プロビジョニングのプロセス

前のリリースのOracle Big Data Applianceでは、Oracle Big Data SQLが有効になっている場合、ノード移行またはmammoth -e (ノード拡張)の前にOracle Big Data SQLを無効にする必要がありました。これらの操作に対してOracle Big Data SQLを無効にする必要がなくなりました。

ただし、ノードの再プロビジョニング(# bdacli admin-cluster reprovision <node name>)に対してはこの要件が引き続き有効です。Oracle Big Data SQLが有効になっている場合、このコマンドは、再プロビジョニングを進めるにはOracle Big Data SQLを無効にする必要があるというメッセージを返します。

重要: Oracle Big Data Appliance 4.10は、Oracle Linux 5クラスタのアップグレードをサポートする最後のリリースです

Oracle Big Data Appliance 4.10は、Oracle Linux 5インストール・バンドルを提供しOracle Linux 5をサポートする最後のリリースです。Oracle Linux 5からOracle Linux 6への移行は、将来のOracle Big Data Applianceリリースの前提条件になります。

Oracle Big Data Appliance 4.10には(リリース4.9のように)、ファイルおよび構成のバックアップとリストアを含む、Oracle Linux 6へのアップグレードをサポートするスクリプトが含まれます。このリリースでは、HDFS透過的暗号化を使用するノードを移行できるため、このプロセスは完全にサポートされるようになりました。

次のOracle Big Data Applianceリリースより前に、クラスタをOracle Linux 6にアップグレードすることをお薦めします。利点は次のとおりです。

  • Oracle Linux 6では、安定性とパフォーマンスが高くなり、使用可能なアプリケーションの規模と数を拡大した最新のエコシステムにアクセスできます。

  • 次のOracle Big Data Applianceリリースより前に移行を実行すると、後でアップグレードを完了するために必要な時間と労力が削減されます。

詳細は、『Oracle Big Data Applianceオーナーズ・ガイド』のOracle Linux 5からOracle Linux 6への移行に関する項を参照してください。

以前のインポートに関する注意事項

次の注意事項はOracle Big Data Appliance 4.9および4.8に関して公開されたものです。これらのリリースをインストールしなかった場合、Oracle Big Data Appliance 4.10によって継承された変更に気付かない可能性があります。

注意:

ステータスをチェックおよびAVDFとOracle Enterprise Managerプラグインを無効にするためのbdacliコマンドはまだ使用できます。