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Oracle® Big Data Applianceオーナーズ・ガイド
リリース4 (4.11)
E92087-03
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はじめに

このガイドでは、超大規模データセットを取得、編成および分析するために使用されるOracle Big Data Applianceについて説明します。これには、ハードウェア操作、サイトの計画と構成に加え、物理的、電気的および環境的な仕様に関する情報が含まれます。

この「はじめに」の内容は次のとおりです。

対象読者

このガイドは、Oracle Big Data Applianceのユーザーと、Oracle Big Data Applianceのデータ・センター・サイトの計画、インストール、構成およびメンテナンスを担当するユーザーを対象としています。

ドキュメントのアクセシビリティについて

Oracleのアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility ProgramのWeb サイト(http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=docacc)を参照してください。

Oracle Supportへのアクセス

サポートを購入したOracleのお客様は、My Oracle Supportにアクセスして電子サポートを受けることができます。詳細情報はhttp://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=infoか、聴覚に障害のあるお客様はhttp://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=trsを参照してください。

関連ドキュメント

Oracle Big Data Applianceドキュメント・ライブラリ

Oracle Help CenterのBig Data Documentation Portalには、ご使用のリリースのOracle Big Data Applianceライブラリへのリンクがあります。ライブラリには、次のコア・ドキュメントおよびOracle Big Data Applianceと一緒に使用する製品のドキュメントが含まれています。

  • 『Oracle Big Data Applianceオーナーズ・ガイド』(このガイド)

  • 『Oracle Big Data Applianceソフトウェア・ユーザーズ・ガイド』

  • 『Oracle Big Data Connectorsユーザーズ・ガイド』

  • 『Oracle Big Data Applianceライセンス情報ユーザー・マニュアル』

注意:

『Oracle Big Data Applianceライセンス情報ユーザー・マニュアル』は、Oracle Big Data Appliance製品に含まれるOracleおよびサードパーティ製品のライセンス情報に関する、総合的な参考資料です。ライセンスについて疑問がある場合は、このマニュアルを参照するか、Oracleサポートに問い合せてください。

関連製品のドキュメント

次のOracleライブラリには、Oracle Big Data Applianceのハードウェア情報が含まれます。これらのライブラリへのリンクは、次の場所にあるBig Data Documentation Portalを通じて利用できます。

https://docs.oracle.com/en/bigdata/

表記規則

このマニュアルでは次の表記規則を使用します。

規則 意味

太字

太字は、操作に関連するGraphical User Interface要素、または本文中で定義されている用語および用語集に記載されている用語を示します。

イタリック

イタリックは、ユーザーが特定の値を指定するプレースホルダ変数を示します。

monospace

固定幅フォントは、段落内のコマンド、URL、サンプル内のコード、画面に表示されるテキスト、または入力するテキストを示します。

#プロンプト

ナンバー記号(#)プロンプトは、Linux rootユーザーとして実行されるコマンドを示します。

バッカス・ナウア記法の構文

このリファレンスの構文は、次の記号と表記規則を使用するバッカスナウア記法(BNF)の単純なバリエーションで示されます。

記号または表記規則 説明

[ ]

大カッコは、オプション項目を囲みます。

{ }

中カッコは、選択項目を囲み、そのうち1つのみが必須です。

|

縦線は、大カッコまたは中カッコ内の代替項目を区切ります。

...

省略記号は、先行する構文要素を反復できることを示します。

デリミタ

大カッコ、中カッコおよび縦線以外のデリミタは、記載されているとおりに入力する必要があります。

太字

太字で示されている語は、キーワードです。それらは記載されているとおりに入力する必要があります。(キーワードは、一部のオペレーティング・システムでは大/小文字の区別があります。)太字ではない語は、名前または値に置換する必要があるプレースホルダです。

Oracle Big Data Applianceリリース4.11での変更点

Oracle Big Data Applianceは、主として次のソフトウェア・バージョン更新を含むメンテナンス・リリースです。

更新されたソフトウェア

  • Cloudera Enterprise 5.13.1

  • Oracle NoSQL Database Enterprise Edition 4.5.12

  • ODI Agent 12.2.1.3.0

  • Oracle Linux 6およびUEK更新。UEK4QU5に更新されたUEK4

注意:

Oracle Big Data Appliance 4.11は、Oracle Linux6のみを、インストールとアップグレードの両方についてサポートしています。Oracle Linux 5はこのリリースでサポートされておらず、今後のリリースでもサポートされません。

その他のソフトウェア

上にリストされているClouderaおよびOracleパッケージ以外のソフトウェアのリビジョン・レベルは、Oracle Big Data Appliance 4.10と同じままです。

  • Oracle Big Data Connectors 4.10

    以前のリリースでは、Oracle Big Data ConnectorsとOracle Big Data Applianceが同じリリース・レベルでした。Oracle Big Data Appliance 4.11では、Oracle Big Data Connectorsがアップグレードされずリリース4.10のままであることに注意してください。

  • Big Data SQL 3.2

  • Oracle Big Data Spatial & Graph 2.4

  • MySQL Enterprise Edition 5.7.19

  • Perfect Balance 2.10.0

  • Java JDK 8u141

  • Oracle R Advanced Analytics for Hadoop (ORAAH) 2.7.0 

  • OracleのR Distribution (ORD) 3.2.0

  • Oracle NoSQL Community Edition 4.4.6

変更に関する注意

  • Perfect Balanceは非推奨です

    Perfect Balance機能は、このリリースのOracle Big Data Applianceでは非推奨で、将来のリリースではサポートがなくなる可能性があります。

  • パッチ27077322はBig Data SQL 3.2では必要ありません

    以前のOracle Big Data Applianceリリース(4.10)では、Oracle Big Data SQL 3.2をインストールするためにパッチ27077322が必要です。このパッチは、Oracle Big Data Appliance 4.11へのOracle Big Data SQL 3.2のインストールには必要ありません。