このドキュメントで説明されているソフトウェアはサポートされていないか、拡張サポートが提供されています。
現在サポートされているリリースにアップグレードすることをお薦めします。

1.1 Spacewalk 2.2 for Oracle Linuxについて

OracleバージョンのSpacewalkでは、アップストリーム・プロジェクトからの大きな変更はありません。

細かい変更点として、Oracle Linux 6 GPGキーが追加され、一部の商標が変更されています。

インストール

Spacewalk 2.2のサーバーとプロキシのインストールまたはアップグレードの詳細は、Spacewalk for Oracle® Linux: インストレーション・ガイドforリリース2.2を参照してください。

Spacewalkクライアント・ソフトウェアのインストールについては、1.3項、「Spacewalkクライアントのインストールとサーバーの登録」を参照してください。

新機能およびリリース2.0からの変更点の概要

多数の修正と小さな機能拡張に加え、Spacewalk 2.2リリースには次の新機能および変更点が含まれています。

  • Webインタフェースの新しいデザイン。

  • クライアント上で実行される一連のアクションの定義(アクション・チェーン)のサポート。

  • リモート電源管理。

  • FIPS対応Spacewalkクライアントおよびサーバーのサポート。

  • Spacewalkプロキシ・コンテンツの事前キャッシュ。

  • アイデンティティ管理(IPA)の統合。

  • 外部PostgreSQLデータベースへのSSLを使用した接続のサポート。

  • SCAPの改善。

  • データ取得用の新しいAPIコールおよび新しい読取り専用ユーザーAPI (監査用など)。

    最新のAPIドキュメントは、http://www.spacewalkproject.org/documentation/api/で参照できます。

  • Spacewalkのモニタリング・コンポーネントは非推奨になり、Spacewalkの今後のリリースでは使用できくなる可能性があります。 このコンポーネントをデプロイ済の場合は引き続きサポートされますが、代替のモニタリング・ソリューションを調べておくことをお薦めします。

変更点の詳細情報は、次の場所にあるSpacewalkプロジェクトのリリース・ノートを参照してください。

https://fedorahosted.org/spacewalk/wiki/ReleaseNotes