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Oracle® Application Express APIリファレンス
リリース18.1
E98586-01
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37.1 apexネームスペース

apex namespaceには、デバッグ、ナビゲーション、サーバーなどapexサブ・ネームスペースがすべて含まれ、共通のapexファンクションおよびプロパティも含まれます。

37.1.1 apex.confirmファンクションについて

apex.confirmファンクションは、確認を表示し、ユーザーの選択に応じてページを送信するか、ページの送信をキャンセルします。このファンクションには、2つのシグネチャがあります。

37.1.2 apex.confirmのシグネチャ1

このファンクションは、apex.page.confirmの別名です。

37.1.3 apex.confirmのシグネチャ2

このファンクションは、apex.page.confirmの別名です。

37.1.4 apex.gPageContext$プロパティ

現在のページ・コンテキストを格納するApplication Express変数。現在のページ・コンテキストは、そのページがデスクトップか、jQuery Mobileページかによって異なります。デスクトップの場合は、文書レベルに設定されます。jQuery Mobileの場合、ページは実際にはブラウザのDOMのDIV要素として表され、複数ページのDIVをブラウザのDOMに同時にロードできるので、これは現在のページを表すDIV要素に設定されます。これを使用してjQueryセレクタのコンテキストを設定し、セレクタが正しいページのコンテキスト内で確実に実行されるようにします。

jQuery( ".my_class", apex.gPageContext$ );

これは、現在のページ・コンテキストで、CSSクラスがmy_classのすべての要素を選択します。

37.1.5 apex.jQueryプロパティ

Application Expressが使用するjQueryオブジェクトを保持する、Application Expressのプロパティ。jQueryのコピーは1ページに1つが理想的ですが、複数のコピー、さらにはバージョンの異なるjQueryが同じページ上にあってもかまいません。旧バージョンのjQueryでしか動作しないサード・パーティ製のプラグインを使用する場合など、これが必要です。Application Expressが使用しているのと同じjQueryライブラリを使用していることを確認するには、グローバル変数$またはjQueryのかわりにこのプロパティを使用します。

次のファンクションは、APEXが使用しているのと同じjQueryを間違いなく使用するよう保証しつつ、便宜的にローカル変数$を作成します。

function myFunction() {
    var $ = apex.jQuery;
    // use $ to access jQuery functionality
}

37.1.6 apex.submitファンクションについて

apex.submitファンクションは、現在のページを送信します。このファンクションには、2つのシグネチャがあります。

37.1.7 apex.submitのシグネチャ1

このファンクションは、apex.page.submitの別名です。

37.1.8 apex.submitのシグネチャ2

このファンクションは、apex.page.submitの別名です。