テーマは、開発者がアプリケーション全体のレイアウトおよびスタイルを定義できるテンプレートのコレクションです。
テーマには開発者向けの多数のテンプレートが集められ、アプリケーションに必要となる可能性があるすべてのUIパターンが収録されています。テンプレートはまず、テンプレート・タイプ別に分類され、次にテンプレート・クラス別に分類されます。テンプレート・タイプには、ページ、リージョン、レポート、リスト、ボタン、ラベルおよびポップアップ値リスト(LOV)があります。
各テンプレート・タイプには、多くのテンプレート・クラスがあります。テンプレート・クラスによって、テンプレート・タイプ内でのテンプレートの用途が定義されます。たとえば、リージョン・テンプレートは、フォーム・リージョン・テンプレート、レポート・リージョン・テンプレートなどとして分類できます。このような分類によって、Oracle Application Expressではテーマ間でのテンプレートのマッピングが可能になり、アプリケーション全体のルック・アンド・フィールを簡単に変更できます。
管理者は、次のようにテーマをテーマ・リポジトリに追加できます。
ワークスペース・テーマ - ワークスペース管理者は、ワークスペース内のすべての開発者が使用できるテーマを作成できます。ワークスペース・テーマの管理を参照してください。
パブリック・テーマ - インスタンス管理者は、Oracle Application Express管理サービスに追加することでパブリック・テーマを作成できます。追加すると、これらのパブリック・テーマはインスタンス内のすべてのワークスペースですべての開発者が使用できます。詳細は、『Oracle Application Express管理ガイド』のパブリック・テーマの管理に関する説明を参照してください。
親トピック: テーマの使用