パフォーマンスの最適化について理解します。
Webアプリケーションのパフォーマンスは、そのサイズおよび、イメージ、CSSおよびJavaScriptファイルなどの静的なコンテンツをブラウザがリクエストする頻度に大きく依存します。パフォーマンスを向上させるために、大部分のWebサーバーは、オン・ザ・フライHTTPレスポンス圧縮をサポートし、ブラウザが一度の要求でファイルをキャッシュできる長さを構成できるようにする設定を用意しています。HTTPレスポンス圧縮は通常gzipエンコーディングを使用して実装され(たとえば、Oracle HTTP Serverではmod_deflate
)、ブラウザ・ファイル・キャッシュはCache-Control HTTPレスポンス・ヘッダーの発行によって有効化されます(たとえば、Oracle HTTP Serverではmod_headers
)。
レスポンス圧縮とブラウザ・ファイル・キャッシュを有効化する方法の詳細は、Webサーバーのドキュメントを参照してください。Oracle Application Express開発環境とOracle Application Expressアプリケーションで最適パフォーマンスを得るためには、仮想イメージ・ディレクトリ(たとえば、/i/
)のファイル、およびデータベース・アクセス記述子からのレスポンス(たとえば、/pls/apex
)のgzip圧縮を有効化するほか、ブラウザが12時間以上にわたり仮想イメージ・ディレクトリからのファイルをキャッシュできるようにすることをお薦めします。