プライマリ・コンテンツに移動
Oracle® Application Expressインストレーション・ガイド
リリース18.1
E98589-01
目次へ移動
目次
索引へ移動
索引

前
次

D.1 最新のOracle Application Expressリリースへのアップグレード

最新のOracle Application Expressリリースにアップグレードする方法を理解します。

最新のOracle Application Expressリリースにアップグレードするには、次のステップを実行します。

  1. ダウンロード・ページから最新バージョンのOracle Application Expressをダウンロードします。次を参照してください。
    http://www.oracle.com/technetwork/developer-tools/apex/downloads/index.html
  2. ダウンロードしたzipファイルを解凍します。
    • UNIXおよびLinux: $ unzip filename.zip

    • Windows: Windows Explorerでfilename.zipをダブルクリックします

      ヒント:

      ファイルを解凍するディレクトリ・ツリーは深くならないようにし、空白を含むディレクトリの下には格納しないようにします。たとえば、Windowsの場合はC:\に解凍します。

  3. 作業ディレクトリをapexに変更します。
  4. SQL*Plusを起動し、Oracle Application ExpressがインストールされているOracle Database XEに、SYSDBAロールが指定されているSYSとして接続します。次に例を示します。
    • Windowsの場合:

      SYSTEM_DRIVE:\ sqlplus /nolog
      SQL> CONNECT SYS as SYSDBA
      Enter password: SYS_password
    • UNIXおよびLinuxの場合:

      $ sqlplus /nolog
      SQL> CONNECT SYS as SYSDBA
      Enter password: SYS_password

      ヒント:

      ファイルを解凍するディレクトリ・ツリーは深くならないようにし、空白を含むディレクトリの下には格納しないようにします。たとえば、Windowsの場合はC:\に解凍します。

  5. Oracle Application Expressをインストールします。
    @apexins.sql tablespace_apex tablespace_files tablespace_temp images

    各要素の意味は次のとおりです。

    • tablespace_apexは、Oracle Application Expressアプリケーション・ユーザーの表領域の名前です。

    • tablespace_filesは、Oracle Application Expressファイル・ユーザーの表領域の名前です。

    • tablespace_tempは一時表領域または一時表領域グループの名前です。

    • imagesは、Oracle Application Expressイメージの仮想ディレクトリです。将来的にOracle Application Expressのアップグレードをサポートするために、仮想イメージ・ディレクトリを/i/と定義します。

    次に例を示します

    @apexins.sql SYSAUX SYSAUX TEMP /i/
  6. SQL*Plusに再ログインし(ステップ4を参照)、イメージをロードします。
    @apex_epg_config.sql APEX_HOME

    ヒント:

    APEX_HOMEは、ファイルを解凍するときに指定したディレクトリです。たとえば、WindowsではC:\

  7. apxchpwd.sqlを実行して、Oracle Application Expressのパスワードをアップグレードします。
    @apxchpwd.sql
    

    ADMINアカウントのパスワードの入力を求められたら入力します。

  8. Oracle Application Express管理サービス・アプリケーションに移動します。
    1. Webブラウザで次の場所に移動します。

      http://hostname:port/apex/apex_admin
      

      各要素の意味は次のとおりです。

      hostnameは、Oracle XML DB Protocolサーバーがインストールされているシステムの名前です。

      portは、Oracle XML DBプロトコル・サーバーのHTTPに割り当てられているポート番号です。デフォルトのインストールでは、この番号は8080です。Oracle Database 12c以降のマルチテナント・アーキテクチャを使用している場合は、各プラガブル・データベース(PDB)に個別のポート番号が割り当てられます。

      apexは、構成ファイルで定義されているデータベース・アクセス記述子(DAD)です。

    2. サインイン・ページで、次のステップを実行します。

      • ユーザー名 - adminと入力します。

      • パスワード - ステップ4で指定したOracle Application Express管理者アカウントのパスワードを入力します。

      • 「管理にサインイン」をクリックします。

    設定によっては、初めてログインするときにパスワードの変更を要求される場合があります。