プライマリ・コンテンツに移動
Oracle® Data Minerユーザーズ・ガイド
リリース18.1
E98577-01
目次へ移動
目次
索引へ移動
索引

前
次

3 Data Minerプロジェクト

Data Minerプロジェクトは、データベース接続に存在します。

プロジェクトには、プロジェクト用に作成されたワークフローが含まれます。ワークフローを作成する前に、少なくとも1つのプロジェクトを作成する必要があります。

この章のトピックは、次のとおりです:

プロジェクトの作成

接続には少なくとも1つのプロジェクトを作成する必要があります。1つの接続に複数のプロジェクトを作成できます。

プロジェクトを作成するには:

  1. データベースに接続します。
  2. 「Data Miner」タブで、「接続」を展開し、プロジェクトを作成する接続を右クリックします。「新規プロジェクト」をクリックします。

    注意:

    「Data Miner」タブが表示されない場合は、「Oracle SQL Developer」ウィンドウにドッキングできます。

  3. 「新規プロジェクト」ダイアログ・ボックスで、次の詳細を入力します。
    • プロジェクト名: プロジェクト名を入力します。プロジェクトの命名規則に従っていることを確認します。

    • コメント: 4000文字以下で任意のコメントを入力できます。これはオプションのフィールドです。

  4. 「OK」をクリックします。

プロジェクトが作成されたら、名前の変更、コメントの編集、プロジェクトの削除または別の接続へのコピーを行うことができます。

プロジェクト名の制限事項

Data Minerプロジェクト名は、特定の条件を満たす必要があります。

条件は次のとおりです。

  • プロジェクト内で一意となるコレクション名を入力します。

  • ワークフロー名の文字数は、1から128の間である必要があります。

  • この名前にはスラッシュ(/)を使用できません。

プロジェクトの管理

コンテキスト・メニューに、Data Minerプロジェクトを管理するためのオプションがあります。

「Data Miner」タブで、管理するプロジェクトを右クリックします。プロジェクトを管理するための次の操作を実行できます。

  • 新規ワークフロー: 新規ワークフローを作成します。

  • 新規プロジェクト: 新規プロジェクトを作成します。

  • 削除: プロジェクトを削除します。

  • プロパティ: プロジェクトのコメントを追加または変更します。既存のプロジェクトのコメントをここから編集できます。

  • 名前の変更: プロジェクトの名前を変更します。

  • ワークフローのインポート: 以前にエクスポートしたワークフローをこのプロジェクトにインポートします。

プロジェクトの削除

プロジェクトを削除するには、プロジェクトを右クリックして「削除」をクリックします。プロジェクトを削除すると、次のものが削除されます。

  • プロジェクトに含まれているすべてのワークフロー。

  • モデルや適用結果など、それらのワークフローによって生成されたすべてのオブジェクト。

プロジェクトのワークフローによって参照される表などのデータベース・オブジェクトは、プロジェクトを削除しても削除されません。

注意:

プロジェクトの削除は元に戻せません。

プロジェクトの展開

プロジェクトを展開するには、次の手順を実行します。

  • プロジェクト名の左側にあるプラス記号をクリックします。

  • プロジェクト名をダブルクリックします。

プロジェクトに作成されたワークフローのリストが表示されます。

プロジェクトのプロパティ

「コメント」フィールドで、プロジェクトに関する情報を追加および編集できます。編集したら、「OK」をクリックします

プロジェクト名の変更

プロジェクト名を変更するには:

  1. 名前を変更するプロジェクトを右クリックします。「プロジェクトの名前変更」ダイアログ・ボックスが開きます。
  2. 「変更後の名前」フィールドに、プロジェクトの名前を入力します。
  3. 「OK」をクリックします。

ワークフローのインポート

事前定義済のワークフローをプロジェクトにインポートできます。ワークフローをインポートする前に、ワークフローのインポート要件を満たしていることを確認します。

ワークフローをインポートするには、次の手順を実行します。

  1. 「Data Miner」タブで、ワークフローをインポートするプロジェクトを右クリックして、「ワークフローのインポート」 をクリックします。「オープン」ダイアログ・ボックスが表示されます。
  2. 「開く」ダイアログ・ボックスで、ワークフローのXMLファイルの場所にナビゲートします。
  3. 「開く」をクリックします。システムは、指定されたファイルにワークフローがあることを検証して、ワークフローのバージョン番号を特定します。「ワークフローのインポート」ダイアログ・ボックスが開きます。一度に選択してインポートできるワークフローは1つのみです。
  4. 「ワークフローのインポート」ダイアログ・ボックスで、新しいワークフローの名前を指定し、名前の競合を処理する次のオプションを1つ選択します。
    • 必要に応じてモデルと出力表の名前を変更

    • 競合が発生しても既存のモデルと出力表の名前を維持

ワークフローのインポート

「ワークフローのインポート」ダイアログ・ボックスでは、インポートするワークフローの名前および名前の競合を処理する方法を指定できます。

デフォルトのワークフロー名は、ワークフローのファイル名です。次の操作が必要な場合があります。

  • 競合を避けるために名前を少し変更します。

  • 有効なワークフロー名にするために名前を編集します。新しいワークフローの名前は、新しい接続で一意である必要があります。

また、ワークフロー・ノードおよび出力表の名前において名前の競合を処理する方法を選択する必要もあります。デフォルトは、「必要に応じてモデルと出力表の名前を変更」です。

「競合が発生しても既存のモデルと出力表の名前を維持」を選択できます。このオプションを選択した場合は、すべての競合を自分で解決する必要があります。

インポートを開始するには、「OK」をクリックします。