この章では、キャッシュ表特性の表示について説明します。キャッシュ・グループの作成後に、キャッシュ・グループのタイプ、自動リフレッシュ属性およびエージング・ポリシー(ある場合)を含むキャッシュ・グループの特性を表示できます。また、自動リフレッシュ属性を変更することもできます。
内容は次のとおりです。
「キャッシュ・グループ」ノードの左側にある「+」をクリックして、キャッシュ・グループのリストを表示します。次に、キャッシュ・グループの名前をクリックします。
「キャッシュ詳細」タブには、キャッシュ・グループのタイプ、ルート表の名前、キャッシュ・グループの表の数などの情報が表示されます。
自動リフレッシュが定義されている読取り専用キャッシュ・グループおよびユーザー管理キャッシュ・グループでは、自動リフレッシュのモード、間隔および状態が表示されます。
キャッシュ・ぐるーぷにキャッシュ表のリストを表示するには、「キャッシュ・グループ」ノードを右クリックし、キャッシュ・グループの名前が含まれているノードの左側にある「+」をクリックします。
CREATE CACHE GROUP
文を表示するには、「キャッシュ・グループ」タブを選択してから、「SQL」タブを選択します。
キャッシュ・グループが見つからない場合は、「TimesTenデータベース・オブジェクトの検索」を参照してください。
「キャッシュ・グループ」タブ内にある「エージング属性」タブには、エージング・ポリシーが定義されたキャッシュ・グループのエージング・ポリシー・タイプ、エージング・サイクルおよびエージング状態が表示されます。
LRUエージング・ポリシーが適用されたキャッシュ・グループでは、TimesTenデータベースのメモリー使用量のしきい値が表示されます。LRUエージングおよびLRUしきい値の詳細は、「エージング・ポリシーの指定」を参照してください。
時間ベースのエージング・ポリシーが適用されたキャッシュ・グループでは、タイムスタンプ値(各行が追加された日時または最新の更新日時を示す)、および更新されていないデータが削除されない期間を格納するために使用する、NULL値を許可しないDATE
またはTIMESTAMP
列の名前が表示されます。
自動リフレッシュが定義されている読取り専用キャッシュ・グループまたはユーザー管理キャッシュ・グループの自動リフレッシュ属性を変更できます。
「キャッシュ・グループ」ノードの下で、キャッシュ・グループの名前を右クリックして、「自動リフレッシュ」を選択します。図8-1「キャッシュ・グループの操作」を参照してください。
「自動リフレッシュ」ダイアログの「プロンプト」タブで、次の自動リフレッシュ属性を変更できます。
自動リフレッシュ・モードを変更するには、「モード」フィードで、「インクリメンタル」または「完全」のいずれかを選択します。
自動リフレッシュ間隔を変更するには、「リフレッシュ間隔」フィールドで、数値間隔と、分、秒またはミリ秒の時間単位を指定します。
自動リフレッシュ状態を変更するには、「リフレッシュ状態」フィールドで、「一時休止」、「オン」または「オフ」を選択します。
「適用」をクリックします。
キャッシュ・グループの自動リフレッシュの詳細は、『Oracle In-Memory Database Cacheユーザーズ・ガイド』のAUTOREFRESHキャッシュ・グループ属性に関する説明を参照してください。