3.1 基本構成パラメータ

これらは、Google Cloud Platformコネクタに接続するためにOracle Identity Governanceで必要となる接続関連のパラメータです。

表3-1 Google Cloud Platformコネクタの基本構成パラメータ

パラメータ 必須 説明
Service Account ID 作成したサービス・アカウントの電子メール・アドレスを入力します。
Service Account User

クライアント・アプリケーションにログインするために作成したアカウントのユーザー名を入力します。

サンプル名: admin@mydomain.com

Service Account Private Key

秘密キーを含むディレクトリの名前および完全パスを入力します。これは、「ターゲット・システムの構成」に記載されている手順の実行時に秘密キーを保存した場所と同じ場所になります。

サンプル値: /scratch/34567890sdfghjk.p12

Google Application Name クライアント・アプリケーションの登録の一環として作成したプロジェクトの名前を入力します。
Google Domain Name

Google Cloud Platformコネクタ・ドメインの名前を入力します。

サンプル値: mydomain.com

GCP Project ID Google Cloud PlatformプロジェクトIDの名前を入力します
Scope

クライアント・アプリケーションのスコープを入力します。

デフォルト値:

"https://www.googleapis.com/auth/cloud-platform",
"https://www.googleapis.com/auth/admin.directory.user",
"https://www.googleapis.com/auth/admin.directory.group",
"https://www.googleapis.com/auth/admin.directory.group.member",
"https://www.googleapis.com/auth/admin.directory.rolemanagement",
"https://www.googleapis.com/auth/admin.directory.orgunit",
"https://www.googleapis.com/auth/apps.groups.settings"
Connector Server Name × Javaコネクタ・サーバーとともにGoogle Cloudコネクタを使用している場合は、コネクタ・サーバーITリソースの名前を入力します。
Proxy Host ×

プロキシ・ホスト名を入力します。

これは、Webプロキシで保護されたネットワークでコネクタを使用する必要がある場合に役立ちます。ネットワーク管理者に確認してください

Proxy Password ×

プロキシ・パスワードを入力します。

これは、Webプロキシで保護されたネットワークでコネクタを使用する必要がある場合に役立ちます。ネットワーク管理者に確認してください

Proxy Port ×

プロキシのポート番号を入力します。

これは、Webプロキシで保護されたネットワークでコネクタを使用する必要がある場合に役立ちます。プロキシの構成については、ネットワーク管理者に問い合せてください。

Proxy Username ×

プロキシ・ユーザー名を入力します。

これは、Webプロキシで保護されたネットワークでコネクタを使用する場合に役に立ちます。詳細は、ネットワーク管理者に確認してください

GCP Organisation ID

Google Cloud Platformの「組織」の一意のIDを入力します。