7 既知の問題と制限事項

ここでは、Eloquaコネクタに関連する既知の問題と制限事項について説明します。

デフォルト・セキュリティ・グループ"Everyone"がEloquaアプリケーションに追加される

デフォルトでは、"Everyone"という名前のセキュリティ・グループがEloquaアプリケーションで作成されるすべてのユーザーに追加されます。そのため、ユーザーがリコンシリエーション・ジョブを実行すると、このセキュリティ・グループも自動的にリコンシリエーションされます。

回避策: 回避策として、ユーザーは、"Everyone"が割り当てられているセキュリティ・グループを使用してプロビジョニング操作を実行できます。

注意: ユーザーに割り当てられたすべてのグループを削除しないでください。すべてのグループが削除されると、削除リコンシリエーション操作が影響を受けます。

依存ライセンスがセキュリティ・グループに自動的に割当て/割当て解除される

Eloquaアプリケーションでは、継承されたライセンスが特定のセキュリティ・グループに自動的に割り当てられます。したがって、そのようなセキュリティ・グループがユーザーに割り当てられると、リコンシリエーション操作の実行後に、継承されるこれらのライセンスも自動的にユーザーに割り当てられます。これらのライセンスは、EloquaアプリケーションおよびOracle Identity Governanceに反映されます。

ただし、これらのセキュリティ・グループのいずれかがOracle Identity Governanceのユーザーに割り当てられると、これらのグループのみが割り当てられます。リコンシリエーション操作の実行後、これらのグループに割り当てられている継承されたライセンスがユーザーに自動的に割り当てられます。同様に、これらのセキュリティ・グループのいずれかがOracle Identity Governanceのユーザーから割当て解除されると、これらのグループのみが割当て解除されます。リコンシリエーション操作の実行後のみ、これらのグループに割り当てられている継承されたライセンスがユーザーから自動的に割当て解除されます。

回避策: この問題はEloquaアプリケーションで想定される動作であるため、回避策はありません。