6.1.3 制限付き(フィルタ)リコンシリエーションの実行

制限付きつまりフィルタ済リコンシリエーションは、設定されたフィルタ基準に基づいてリコンサイルすることによりレコードの数を制限するプロセスです。

デフォルトでは、前回のリコンシリエーションの実行後に追加または変更されたすべてのターゲット・システム・レコードが、現在のリコンシリエーションの実行中にリコンサイルされます。リコンサイルする必要のある追加または変更されたターゲット・システム・レコードのサブセットを指定して、このプロセスをカスタマイズできます。これは、リコンシリエーション・モジュールのフィルタを作成して行います。

ICFフィルタをサポートするこのコネクタのフィルタ属性(スケジュール済タスクの属性)により、任意のFusion Appsリソース属性を使用してターゲット・システム・レコードをフィルタ処理できます。

リコンシリエーション・モジュールのフィルタを作成して、制限付きリコンシリエーションを実行できます。このコネクタでは、IDフィルタのみがサポートされます。フィルタの例を次に示します:

Filter Suffix値: equalTo('__UID__','<Id>')

例: equalTo('__UID__','093A2592109708D1E06372431FAC584D')

この例では、IDが093A2592109708D1E06372431FAC585Dであるレコードがリコンサイルされます。