3.2 拡張設定パラメータ

これらは、リコンシリエーション操作およびプロビジョニング操作の際にコネクタで使用される構成関連のエントリです。

ノート:

  • 指定がないかぎり、次の表のエントリは変更しないでください。
  • 次の表のパラメータはすべて必須です。

表3-2 拡張設定パラメータ

パラメータ 必須? 説明
Connector Name はい

このパラメータは、コネクタ・クラスの名前を保持します。

デフォルト値: org.identityconnectors.genericscim.GenericSCIMConnector

Bundle Name はい

このパラメータは、コネクタ・バンドル・パッケージの名前を保持します。

デフォルト値: org.identityconnectors.genericscim

Bundle Version はい

このパラメータは、コネクタ・バンドル・クラスのバージョンを保持します。

デフォルト値: 12.3.0

defaultBatchSize いいえ

これは、1回の実行でターゲット・システムから取得できるレコード数の値を保持します。

デフォルト値: 200

relURLs いいえ

このエントリは、このコネクタでサポートされている各オブジェクト・クラスの相対URLおよびこれらのオブジェクト・クラスで実行可能なコネクタ操作を含みます。

デフォルト値: "__ACCOUNT__.TESTOP=/Users?count=1","__ACCOUNT__.DELETEOP=/Users","__ACCOUNT__.SEARCHOP=/Users","__GROUP__.SEARCHOP=/Groups"

checkAliveUri いいえ

このエントリは、テスト接続機能のURLを含みます

デフォルト値: /Users?count=1

schemaBuildingOption いいえ

この値は、スキーマ定義のURLがないことを示します。

デフォルト値: static

schemaCorePath いいえ

ユーザー・スキーマ・ファイルのパスを入力します。

サンプル値: <MW_HOME>/idm/server/ConnectorDefaultDirectory/SAPFieldGlass-12.2.1.3.0/schemafiles/User_Schema_Core.json

schemaEnterprisePath いいえ

エンタープライズ・スキーマ・ファイルのパスを入力します。

サンプル値: <MW_HOME>/idm/server/ConnectorDefaultDirectory/SAPFieldGlass-12.2.1.3.0/schemafiles/User_Schema_Enterprise.json

schemaGroupPath いいえ

グループ・スキーマ・ファイルのパスを入力します。

サンプル値: <MW_HOME>/idm/server/ConnectorDefaultDirectory/SAPFieldGlass-12.2.1.3.0/schemafiles/Group_Schema_Core.json

extensionSchemaTags いいえ

このエントリは、拡張スキーマ・タグを含みます。

デフォルト値: "urn:ietf:params:scim:schemas:extension:Fieldglass:2.0:User","urn:ietf:params:scim:schemas:extension:enterprise:2.0:User"

customPayload いいえ

このエントリは、標準の形式ではないすべての操作のペイロードを含みます。

デフォルト値: "__ACCOUNT__.groups.AddOp={\"Operations\":[{\"op\":\"add\",\"path\":\"members\",\"value\":[{\"value\":\"$(__ACCOUNT__.__UID__)$\"}]}],\"schemas\":[\"urn:ietf:params:scim:api:messages:2.0:PatchOp\"]}","__ACCOUNT__.groups.RemoveOp={\"Operations\":[{\"op\":\"remove\",\"path\":\"members\",\"value\":[{\"value\":\"$(__ACCOUNT__.__UID__)$\"}]}],\"schemas\":[\"urn:ietf:params:scim:api:messages:2.0:PatchOp\"]}"

nameAttributes はい

これは、ターゲット・システムの関連属性に対するOracle Identity Governanceの__NAME__属性マッピングです。

デフォルト値: "Users=userName","Groups=displayName"

uidAttributes はい

これは、ターゲット・システムのGUID属性に対するOracle Identity Governanceの__UID__属性マッピングです。

デフォルト値: "Users=id","Groups=id"

attrToOClassMapping いいえ

これは、属性名と他のオブジェクト・クラスのマッピングです。

デフォルト値: "__ACCOUNT__.groups=Groups"

jsonResourcesTag いいえ

このエントリは、リコンシリエーション中に単一ペイロード内の複数のエントリの解析のために使用されるjsonタグ値を含みます。

デフォルト値: Resources

scimVersion はい

このエントリは、SCIMバージョンを指定します。

デフォルト値: 1

statusAttributes いいえ

このエントリには、アカウントのステータスを含むターゲット・システム属性の名前がリストされます。

デフォルト値: "Users=active"

passwordAttributes いいえ

このエントリは、OIMのコネクタの__PASSWORD__属性にマッピングされるターゲット・システム属性の名前を含みます。

デフォルト値: "Users=password"