3.1 基本構成パラメータ

ここでは、SAP Fieldglassコネクタへの接続にOracle Identity Governanceで必要となる接続関連のパラメータについて説明します。

ノート:

指定がないかぎり、次の表のエントリは変更しないでください。

表3-1 SAP Fieldglassコネクタの基本構成パラメータ

パラメータ 必須? 説明
grantType はい

ターゲット・システムにより使用される認証のタイプを入力します。このコネクタの場合、ターゲットはOAuth2.0クライアント資格証明を使用します。これは、アプリケーションを作成する際の必須属性です。パラメータの値は変更しないでください。

デフォルト値: client_credentials

host はい

ターゲット・システムをホストしているマシンのホスト名を入力します。これは、アプリケーションを作成する際の必須属性です。

サンプル値: partner.fgvms.com

authenticationServerUrl はい

ターゲット・システムのクライアントIDおよびクライアント・シークレットを検証する認証サーバーのURLを入力します。

サンプル値: https://<host>/api/oauth2/v2.0/token?grant_type=client_credentials

clientId はい

SAP Fieldglassインスタンス所有者から受信したユーザー名を入力します。

サンプル値: JohnSmith

clientSecret はい

SAP Fieldglassインスタンス所有者から受信したパスワードを入力します。

サンプル値: password

baseURI はい

これは、アプリケーションを作成する際の必須属性です。パラメータの値は変更しないでください。

デフォルト値: /api/v1

acceptType はい

これは、アプリケーションを作成する際の必須属性です。パラメータの値は変更しないでください。

デフォルト値: application/scim+json

contentType はい

このエントリはリクエストの本文のタイプを含みます。これは、アプリケーションを作成する際の必須属性です。パラメータの値は変更しないでください。

デフォルト値: application/scim+json

Connector Server Name いいえ Javaコネクタ・サーバーでSAP Fieldglassコネクタを使用している場合は、コネクタ・サーバーITリソースの名前を入力します。
proxyHost いいえ

外部ターゲットへの接続に使用されるプロキシ・ホストの名前を入力します。

サンプル値: www.example.com

Proxy Password いいえ ターゲット・システムに接続するために、Oracle Identity Governanceにより使用されるターゲット・システム・ユーザー・アカウントのプロキシ・ユーザーIDのパスワードを入力します。
Proxy Port いいえ

プロキシのポート番号を入力します。

サンプル値: 1105

Proxy Username いいえ ターゲット・システムに接続するために、Oracle Identity Managerにより使用されるターゲット・システム・ユーザー・アカウントのプロキシ・ユーザー名。
sslEnabled いいえ

ターゲット・システムでSSL接続が必要な場合、このパラメータの値をtrueに設定します。そうではない場合、値をfalseに設定します。

サンプル値: true