8.2 アップグレード後のステップ

アップグレード後のステップでは、新しいコネクタJARファイルをアップロードし、ソース・コネクタのアップグレード済ITリソースを構成し、コネクタ・サーバーをデプロイして再構成し、重複する参照定義のエントリを削除します。

  1. 古いコネクタJARを削除します。Oracle Identity Governance JAR削除($ORACLE_HOME/bin/DeleteJars.sh)ユーティリティを実行して、既存のICFバンドルorg.identityconnectors.workday-12.3.0.jarをOracle Identity Governanceデータベースから削除します。JAR削除ユーティリティを実行すると、Oracle Identity Governance管理者のログイン資格証明、Oracle Identity Governanceホスト・コンピュータのURL、コンテキスト・ファクトリの値、削除するJARファイルのタイプ、および削除するJARファイルの名前を入力するように要求されます。JARタイプの値として4を指定します。
  2. 新しいコネクタJARをアップロードします。
    1. Oracle Identity Governance JARアップロード($ORACLE_HOME/bin/UploadJars.sh)ユーティリティを実行して、コネクタJARをアップロードします。
    2. org.identityconnectors.workday-12.3.0.jarバンドルをICFバンドルとしてアップロードします。Oracle Identity Governance JARアップロード・ユーティリティを実行して、新しいICFバンドルorg.identityconnectors.workday-12.3.0.jarファイルをOracle Identity Governanceデータベースに投稿します。

      JARアップロード・ユーティリティを実行すると、Oracle Identity Governance管理者のログイン資格証明、Oracle Identity Governanceホスト・コンピュータのURL、コンテキスト・ファクトリ値、アップロードするJARファイルのタイプ、およびアップロードするJARファイルが含まれる場所を入力するように要求されます。JARタイプの値として4を指定します。

  3. Oracle Identity Governanceを再起動します。
  4. コネクタがコネクタ・サーバーにデプロイされている場合は、次のようにします。
    1. コネクタ・サーバーを停止します。
    2. 既存のバンドルJARファイルorg.identityconnectors.workday-12.3.0.jarを新しいバンドルJARファイルorg.identityconnectors.workday-12.3.0.jarに置き換えます。
    3. コネクタ・サーバーを起動します。
  5. 新しいバージョンのプロセス・フォームを作成します。
  6. 新規フォームを作成し、アップグレードしたターゲット・アプリケーションに追加します。
  7. 新しいサンドボックスを公開します。
  8. 次のスキーマ属性が更新されていることを確認してください。
    • Workday ID
    • Password
    • アカウント無効
    • セキュリティ・グループ
  9. 次の拡張設定属性が追加されていることを確認します。
    • generateRandomPassword
    • newPasswordAtNextSignIn
    • reconAccountAttributes
    • reconSecurityAttributes
  10. フォーム・アップグレード・ジョブを実行します。
  11. 完全リコンシリエーションを実行します

ノート:

カスタマイズを保存していなかった場合は、コネクタをアップグレードした後で再適用する必要があります。