4.4 コネクタ・サーバーのITリソースの構成

コネクタ・サーバーを使用した場合は、コネクタ・サーバーITリソースのパラメータの値を構成する必要があります。

ターゲット・システムのアプリケーションを作成した後に、『Oracle Fusion Middleware Oracle Identity Governanceの管理』ITリソースの作成に関する項の説明に従ってコネクタ・サーバーのITリソースを作成する必要があります。ITリソースを作成するときは、必ず「ITリソース・タイプ」リストから「コネクタ・サーバー」を選択します。さらに、表4-2に記載されているコネクタ・サーバーのITリソースのパラメータの値を指定します。ITリソースの検索およびそのパラメータの更新の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Identity Governanceの管理』のITリソースの管理に関する項を参照してください

表4-2 Siebelコネクタ・サーバーのITリソースのパラメータ

パラメータ 説明

ホスト

コネクタ・サーバーのホスト・コンピュータのホスト名またはIPアドレスを入力します。

サンプル値: HostName

キー

コネクタ・サーバーのキーを入力します。

ポート

コネクタ・サーバーがリスニングしているポートの番号を入力します。

サンプル値: 8763

タイムアウト

コネクタ・サーバーとOracle Identity Governanceの間の接続がタイムアウトになるまでの時間(ミリ秒)を指定する整数値を入力します。

値が0の場合、または値を指定しない場合、タイムアウトは無制限です。

サンプル値: 0 (推奨値)

UseSSL

Oracle Identity Governanceとコネクタ・サーバーとの間にSSLを構成するよう指定する場合は、trueを入力します。それ以外の場合は、falseを入力します。

デフォルト値: false

ノート: SSLを構成してコネクタ・サーバーとの通信を保護することをお薦めします。SSLを構成するには、『Oracle Fusion Middleware Oracle Identity Governanceのためのアプリケーションの開発とカスタマイズ』OIG用にSSLを使用するJavaコネクタ・サーバーを構成に関する項を参照してください。