5.1 コネクタを使用する際に適用するガイドライン

コネクタを使用する際、次のガイドラインを適用します。

  • ターゲット・システムで'User'タイプのユーザーのアカウントを作成する際、「担当」フィールドはオプションです。「担当」属性に値を指定せずにターゲット・システムのユーザー・アカウント(タイプが'User')を作成すると仮定します。ユーザー・リコンシリエーションのためのスケジュール済ジョブを実行すると、新しく作成したこのターゲット・システム・アカウントの詳細は、Oracle Identity Managerにリコンサイルされます。

    管理およびユーザー・コンソールで、OIMユーザー(新しく作成したターゲット・システム・ユーザー・アカウントに対応する)の属性を更新すると、このプロビジョニング更新操作は失敗します。これは、OIMユーザー・プロセス・フォームでは「担当」が必須フィールドだからです。

    回避策としては、Design Consoleにログインし、プロセス・フォームで「担当」フィールドをオプションとマークしてから、'Users'タイプのユーザーのリコンシリエーションを実行してください。

  • プロビジョニング実行のガイドラインは、次のとおりです。

    Oracle Identity Managerでユーザーまたは従業員アカウントをアクティブにするには、職責を割り当てます。

    Oracle Identity Managerでユーザーまたは従業員アカウントを非アクティブにするには、対応するユーザーまたは従業員にターゲット・システムで割り当てられている職責をすべて削除してから、リコンシリエーションを実行します。