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Oracle® Big Data Applianceソフトウェア・ユーザーズ・ガイド
リリース4 (4.12)
E98567-02
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5.3 Perfect Balanceの概要

Perfect Balanceは、次の手順に従って使用します。

  1. アプリケーションが「アプリケーション要件」にリストされている要件を満たしていることを確認してください。
  2. ジョブを発行するサーバーにログインします。
  3. Perfect Balanceに付属している例を実行することにより、本製品について理解できます。この章で示しているすべての例は付属の例を基にしており、同じデータ・セットを使用します。「Perfect Balanceの例について」を参照してください。
  4. Bash exportコマンドを使用して次の変数を設定します。
    • BALANCER_HOME: Perfect Balanceのインストール・ディレクトリ(Oracle Big Data Applianceの/opt/oracle/orabalancer-<version>-h2)に設定します(オプション)。この章の例ではこの変数を使用しますが、変数を自分で定義することもできます。Perfect BalanceではBALANCER_HOMEは不要です。

    • HADOOP_CLASSPATH: ${BALANCER_HOME}/jlib/orabalancer-<version>.jar${BALANCER_HOME}/jlib/commons-math-2.2.jarを既存の値の前に追加します。使用するアプリケーションにJARファイルを追加します。

  5. バランサを使用せずにJob Analyzerを実行し、生成されたレポートを使用して、ジョブがPerfect Balanceの使用に適した候補であるかどうかを判断します。

    「ジョブのリデューサ・ロードの分析」を参照してください。

  6. 設定する構成プロパティを決定します。構成ファイルを作成するか、hadoopコマンドで設定を個別に入力します。

    「Perfect Balanceの構成について」を参照してください。

  7. Perfect Balanceを使用してジョブを実行します。

    「Perfect Balanceを使用したBalanced MapReduceジョブの実行」を参照してください。

  8. Job Analyzerレポートを使用して、Perfect Balanceを使用する効果を評価します。「Job Analyzerレポートの分析」を参照してください。
  9. Perfect Balanceを使用してジョブを再実行する前に、必要に応じてジョブ構成プロパティを変更します。「Perfect Balanceの構成について」を参照してください。