Xenの改良点
Xen 4.4、Xen 4.5およびXen 4.6で使用可能な機能をこのリリースに組み込むために、バグ修正およびセキュリティ修正が多数移植されています。
ブート時にBIOSによってブートローダに送信されるE820マップの間の循環を扱ったコードを改良するために、修正が適用されました。 この修正により、一部のシステムでのブート中にDom0カーネルのクラッシュをもたらす、不一致エラーの可能性が解決されました。
固有のアプリケーション要件に応じて仮想ブロック・デバイスごとにより適切にパフォーマンスをチューニングできるよう、VBD (仮想ブロック・デバイス) I/Oバッファの動的構成を可能にする新機能が適用されました。 これらのバッファ構成設定の値は、/sys/devices/vbd-xxx/max_indirect_segs
、/sys/devices/vbd-xxx/max_ring_page_order
および/sys/devices/vbd-xxx/max_queues
で使用できます。