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Oracle® TimesTen Application-Tier Database Cacheユーザーズ・ガイド
リリース18.1
E98634-04
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新機能

この項では、このマニュアルで説明するTimesTenリリース18.1の新機能の概要と、詳細情報へのリンクを示します。

リリース18.1.4.1.0の新機能

Oracle Databaseの変更ログ表の断片化の比率を計算する時間間隔を設定できるようになりました。値パラメータとしてAutorefreshLogMonitorIntervalを指定してttCacheConfig組込みプロシージャを使用します。詳細は、表領域の変更ログ表の最適化を参照してください。

リリース18.1.3.1.0の新機能

リリース18.1.2.2.0の新機能

DynamicLoadReduceContentionデータベース・システム・パラメータを有効にすると、増分自動リフレッシュを使用した動的な読取り専用キャッシュ・グループに対する自動リフレッシュ処理と動的ロード処理の間の競合を削減できます。詳細は、「増分自動リフレッシュを使用した動的な読取り専用キャッシュ・グループに対するTimesTenの競合の削減」を参照してください。

リリース18.1.2.1.0の新機能

パフォーマンス上の理由から、一部のアプリケーションでは、完全自動リフレッシュではなく増分自動リフレッシュを選択します。ただし、状況によっては、完全自動リフレッシュをリクエストできます。DisableFullAutorefreshキャッシュ構成パラメータを1に設定して、増分自動リフレッシュで定義されたすべてのキャッシュ・グループに対する完全自動リフレッシュ・リクエストを禁止できます。詳細は、キャッシュ・グループの完全自動リフレッシュの無効化を参照してください。

リリース18.1.1.1.0の新機能

  • クラシック・モードのOracle TimesTen In-Memory DatabaseまたはTimesTen Classicでは、旧リリースと同様に単一インスタンス環境とデータベースを参照します。TimesTen Cacheは、TimesTen Classicで使用できます。

  • TimesTen Cacheは複数のプラットフォームでサポートされています。TimesTenでサポートされている特定のバージョンのプラットフォームについては、インストール・ディレクトリのOracle TimesTen In-Memory Databaseリリース・ノート(README.html)のプラットフォームおよび構成に関する項を参照してください。

  • TimesTen Cacheは、非同期Oracle Active Data Guardと連携して動作します。非同期REDO転送モードのOracle Active Data Guardから読取り専用キャッシュ・グループに表をキャッシュできます。読取り専用キャッシュ・グループは、アクティブ・スタンバイ・ペアのレプリケーション・スキーム内でレプリケートされます。Active Data Guard構成には、単一のフィジカル・スタンバイOracleデータベースへの非同期転送を介して通信するプライマリOracleデータベースが含まれます。詳細は、非同期Active Data Guardと連携したTimesTen Cacheの動作を参照してください。

  • キャッシュ・グリッドおよびそのコンポーネントはすべて、このリリースで削除されます。

  • キャッシュ・アドバイザは、このリリースでTimesTenから削除されます。