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Oracle® Enterprise Manager Cloud Control管理者ガイド
13c リリース3
E98542-01
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44.3 データベース使用状況トラッキング・レポートの生成

データベース使用状況トラッキング・レポートの生成は、次の2つの手順で実行します。

  1. Business Intelligence Publisher (BI Publisher)の構成 - 出力ファイルの宛先(FTPサーバーとフォルダ)の設定
  2. 使用状況トラッキング・レポートの実行 - 情報が収集された後にCSVファイルを生成

44.3.1 Business Intelligence Publisher (BI Publisher)の構成

  1. 「エンタープライズ」メニューから「レポート」を選択し、次に「BI Publisher Enterpriseレポート」を選択します。
    BI Publisherの選択
  2. 「BI Publisher EnterpriseレポートWebアプリケーション」をクリックして、Oracle BI Publisher URLにナビゲートします。Enterprise Managerにログインしたときに使用したのと同じ資格証明を使用して、BI Publisherにログインします。

    注意:

    ページの下部に表示される「データベース使用状況トラッキング・レポート」をクリックしないでください。この使用状況トラッキング・レポートのオンライン実行は、無効になっています。

    BI Publisherへのログイン
  3. 配信先を設定します。

    ページの右上隅の「管理」タブをクリックします。その後、次に示すとおり、「配信」の下の「FTP」を選択します。

    配信方法として「FTP」の選択
  4. FTPサーバーを追加します。

    「サーバーの追加」をクリックします。

    「サーバーの追加」のクリック

    FTPサーバーの次のフィールドに入力します。

    サーバー名: myFTPserverなど任意の名前

    ホスト: myhost.company.comなど

    ポート: 22など

    「セキュアFTPの使用」チェック・ボックスを選択してセキュアFTP (SFTP)を有効にします。

    ホストへの接続に必要なユーザー名およびパスワードを入力します。

    ユーザー名およびパスワードの入力

  5. 前述の手順4で構成したFTPサーバーとともにデータ・モデルを構成します。

    次の図に示すとおり、「カタログ・フォルダ」または代替方法として「カタログ」メニューをクリックします。

    「カタログ・フォルダ」の選択

    「共有フォルダ」「Enterprise Manager Cloud Control」および「EM_Datamodels」を順に選択します。

    「データベース使用状況トラッキング・レポート」にスクロールし、編集をクリックします。

    データベース使用状況トラッキング・レポートの編集

    左側のリストの下部で、「バースティング」および「BurstToFTPserver」を順にクリックします。

    「SQL問合せ」領域で、次に示すとおりに問合せを更新します。

    • PARAMETER1列の値として「myFTPserver」(手順4で構成した値)。

    • PARAMETER4列の値として出力ディレクトリ(ディスクのディレクトリの絶対パス)。

    問合せの更新

44.3.2 使用状況トラッキング・レポートの実行:

  1. 「カタログ」メニューから、「共有フォルダ」「Enterprise Manager Cloud Control」「使用状況トラッキング・レポート」「データベース使用状況トラッキング・レポート」「スケジュール」を順にクリックします。
    使用状況トラッキング・レポートのスケジュール
  2. 「スケジュール」タブで、頻度が「1回」に設定されており、「即時実行」が選択されていることを確認します。「発行」をクリックします。
    スケジュールの発行
  3. ポップアップ・ウィンドウで、ジョブを後で一意に識別できるようなジョブ名を入力します。

    発行したジョブのステータスは、次に示すとおり、レポート・ジョブ履歴ページでモニターできます。

    レポート・ジョブ履歴

    メトリック収集のエラー(発生した場合)は、インスタンス用に生成された各レポートの下部に表示されます。

    スクリーン・ショット(job_running.png)でハイライト表示されている「リフレッシュ」ボタンを使用して、ジョブのステータスをリフレッシュします。

    実行中の使用状況レポート・ジョブ

    ジョブのステータスが「実行中」から「成功」に変化するまで待機します。

    ジョブの完了