アプライアンスまたはホストがターゲットとして検出されると、一部のターゲット・メンバーが自動的に昇格されます。自動的に昇格されるターゲット・メンバーのリストを表示するには、「Oracle ZFS Storage Applianceのターゲット・メンバー」を参照してください。ターゲットの削除またはそのメンバーの削除のいずれかを選択できます。アプライアンスやホストなどのターゲットを削除することを選択した場合、関連するサブターゲットもすべて削除されます。記憶域リソースを削除する手順は、「記憶域リソースの削除」を参照してください。
すべてのメンバーを削除するには、削除処理をターゲット・レベルで開始する必要があります。
注意:
ターゲット・メンバーにアプライアンスまたはホストとの適切な関連付けがあれば、そのようなメンバーは正常に削除されます。たとえば、ディスクシェルフのターゲット・メンバーは、ZFS記憶域サーバーに関連付けられています。これらのターゲット・メンバーの関連付けが正しくない場合は、ディスクシェルフのターゲット・メンバーは削除されません。
クラスタの一部であるOracle ZFS Storage Applianceを削除できます。Oracle ZFS Storage Applianceを削除する手順は、「記憶域リソースの削除」を参照してください。2つのOracle ZFS Storage Serverにクラスタ構成設定がある場合、クラスタ・ターゲットを削除すると、クラスタ内の記憶域サーバーとディスクシェルフなどの関連するターゲット・メンバーのいずれも削除されます。Oracle ZFS Storage Applianceのメンバーには次が含まれます。
ZFS記憶域サーバー
ディスクシェルフ
ZFS Storage Applianceクラスタ
クラスタ構成設定に含まれている記憶域サーバーの1つの削除を起動すると、関連するクラスタ・ターゲットが削除されます。その他の記憶域サーバーは削除されません。2つ目の記憶域サーバーが存在する場合、ディスクシェルフは削除されません。
クラスタ構成設定に含まれていない記憶域サーバーの削除を起動すると、関連するディスクシェルフが削除されます。