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Oracle® Enterprise Manager Cloud Control管理者ガイド
13c リリース3
E98542-01
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33.13 記憶域リソースの削除について

アプライアンスまたはホストがターゲットとして検出されると、一部のターゲット・メンバーが自動的に昇格されます。自動的に昇格されるターゲット・メンバーのリストを表示するには、「Oracle ZFS Storage Applianceのターゲット・メンバー」を参照してください。ターゲットの削除またはそのメンバーの削除のいずれかを選択できます。アプライアンスやホストなどのターゲットを削除することを選択した場合、関連するサブターゲットもすべて削除されます。記憶域リソースを削除する手順は、「記憶域リソースの削除」を参照してください。

すべてのメンバーを削除するには、削除処理をターゲット・レベルで開始する必要があります。

注意:

ターゲット・メンバーにアプライアンスまたはホストとの適切な関連付けがあれば、そのようなメンバーは正常に削除されます。たとえば、ディスクシェルフのターゲット・メンバーは、ZFS記憶域サーバーに関連付けられています。これらのターゲット・メンバーの関連付けが正しくない場合は、ディスクシェルフのターゲット・メンバーは削除されません。

33.13.1 ストレージ・リソースの削除

記憶域リソースを削除するには、次の手順を実行します。

  1. 「ターゲット」メニューから「すべてのターゲット」を選択します。
  2. 左側のナビゲーション・ペインで、「サーバー、ストレージおよびネットワーク」ターゲット・タイプを開きます。

    「サーバー、ストレージおよびネットワーク」の下にアプライアンス・ターゲットのリストを表示できます。

    注意:

    クラスタ・ターゲットを表示するには、左側のナビゲーション・ペインで「グループ、システムおよびサービス」を開きます。右側のペインで特定のクラスタ・ターゲットをクリックします。

  3. 「サーバー、ストレージおよびネットワーク」で特定のアプライアンス・ターゲットをクリックします。

    選択したターゲットのターゲット名、ターゲット・タイプおよびターゲット・ステータスが右側のペインに表示されます。

  4. 次の方法のいずれか1つを実行することで、記憶域リソースの削除を続行できます。
    • 右側のペインで削除するターゲット名を右クリックします。

    • 右側のペインで特定のターゲット名をクリックし、ユーザー・インタフェースの左上部に表示されるターゲット・ドロップダウン・リストをクリックします。

  5. 「ターゲット設定」を選択し、「ターゲットの削除」をクリックします。
  6. 「確認」ダイアログ・ボックスで、「はい」をクリックして特定のターゲットを削除します。

33.13.2 Oracle ZFS Storage Applianceクラスタの削除

クラスタの一部であるOracle ZFS Storage Applianceを削除できます。Oracle ZFS Storage Applianceを削除する手順は、「記憶域リソースの削除」を参照してください。2つのOracle ZFS Storage Serverにクラスタ構成設定がある場合、クラスタ・ターゲットを削除すると、クラスタ内の記憶域サーバーとディスクシェルフなどの関連するターゲット・メンバーのいずれも削除されます。Oracle ZFS Storage Applianceのメンバーには次が含まれます。

  • ZFS記憶域サーバー

  • ディスクシェルフ

  • ZFS Storage Applianceクラスタ

クラスタ構成設定に含まれている記憶域サーバーの1つの削除を起動すると、関連するクラスタ・ターゲットが削除されます。その他の記憶域サーバーは削除されません。2つ目の記憶域サーバーが存在する場合、ディスクシェルフは削除されません。

クラスタ構成設定に含まれていない記憶域サーバーの削除を起動すると、関連するディスクシェルフが削除されます。