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Oracle® Enterprise Manager Cloud Control管理者ガイド
13c リリース3
E98542-01
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18.1 Hybrid CloudへのJVMDデプロイの概要

Enterprise Manager Cloud Controlでは、Hybrid Cloud Managementにより、オンプレミスのEnterprise Manager Cloud Controlインスタンスで特定のOracle Cloudターゲットをモニタリングできます。この機能により、Enterprise Manager Cloud ControlではOracle Cloud仮想ホストにJVMDエージェントをデプロイして、オンプレミスにデプロイされているJVMDエンジンにレポートできます。これにより、オンプレミスCloud Controlインスタンスを使用し、Oracle Cloud JVMターゲットのモニターおよびOracle CloudにデプロイされたJavaアプリケーションのパフォーマンス問題の診断を行うことができます。

Hybrid Cloud機能の詳細は、Hybrid Cloud Managementの有効化を参照してください。

Oracle Cloud仮想ホストにデプロイされたJVMDエージェントとオンプレミスJVMDエンジンとの間の通信は、Hybrid Cloud GatewayプロキシおよびHybrid Cloud Gatewayエージェントを経由して行われます。JVMDエージェントからの通信は、Hybrid Cloud GatewayプロキシによってオンプレミスHybrid Cloud Gatewayエージェントへ転送され、さらに今度はそのGatewayエージェントによってJVMDエンジンへと転送され、またJVMDエンジンからのメッセージはJVMDエージェントへと返されます。逆向きの通信も同じ経路をたどります。つまり、JVMDエンジンからの通信は、Hybrid Cloud GatewayエージェントによってHybrid Cloud Gatewayプロキシへ転送され、今度はそのGatewayプロキシによってJVMDエージェントへと転送されます。

なお、クロス層機能を除きJVMDのすべての機能がHybrid Cloud環境でサポートされています。