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Oracle® Enterprise Manager Cloud Control基本インストレーション・ガイド
13c リリース3
E98537-01
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F ブラウザの証明書のインストール

Enterprise ManagerにHTTPSを介して接続する場合、OMSではブラウザにOMSの識別を確認する証明書が表示されます。この証明書は、使用しているコンピュータが信頼するサード・パーティにより検証されています。Webブラウザで信頼できない証明書が検出されると、セキュリティ・アラート・メッセージが生成されます。セキュリティ・アラートのダイアログ・ボックスでは、Enterprise Manager Framework Securityは有効ですが、Web層が適切に保護されていない場合に表示されます。

証明書をブラウザの信頼できるルート証明書のリストにインポートして、以降のブラウザ・セッションで証明書のセキュリティ・アラートが表示されないようにする必要があります。

この付録の内容は次のとおりです。

F.1 Google Chromeバージョン44+へのブラウザの証明書のインストール

ブラウザの証明書をGoogle Chromeバージョン44+にインポートするには、次の手順を実行します。

  1. 「プライバシー エラー」ページで、「詳細設定」をクリックします。「<ホスト名>にアクセスする(安全ではありません)」をクリックします。

    「プライバシー エラー」ページでの「詳細設定」のクリック

  2. Enterprise Manager Cloud Controlのログイン・ページのアドレス・バーで、httpsのとなりのロック・アイコンの上にある赤い十字マークをクリックします。

    アドレス・バーの赤い十字マーク。

  3. ポップアップの「接続」タブにある、「証明書情報」をクリックします。
  4. 「証明書」ダイアログで、証明書のパス・タブをクリックします。
  5. 証明書パスのリストでルート・ノードを選択します。

    「証明書」ダイアログ内でのルート・ノードの選択。

  6. 「証明書の表示」をクリックします。
  7. 2番目の「証明書」ダイアログで、「詳細」タブをクリックします。
  8. 「ファイルへコピー」をクリックします。
  9. 「証明書のエクスポート ウィザード」でデフォルト設定をそのまま使用し、わかりやすい証明書名を入力し、ローカル・システムへエクスポートしてから「終了」をクリックします。これで、証明書が正常にエクスポートされました。
  10. 「証明書のエクスポート ウィザード」の成功メッセージで「OK」をクリックします。
  11. 2番目の「証明書」ダイアログで、「OK」をクリックします。
  12. 1番目の「証明書」ダイアログで、「OK」をクリックします。
  13. ブラウザのメニューから、「設定」を選択します。

    ブラウザ・メニューからの「設定」の選択。

  14. 「設定」ページの上部右の「検索設定」フィールドに、Certificatesと入力します。

    「証明書の管理」ボタンの検出

  15. HTTPS/SSLセクションにある、「証明書の管理」をクリックします。
  16. 「証明書」ダイアログにある「信頼されたルート証明機関」タブをクリックします。
  17. 「インポート...」をクリックします。
  18. 証明書インポート・ウィザードで、「次」をクリックし、手順(9)でエクスポートした証明書名を選択し、デフォルト設定をそのまま使用し、「終了」をクリックします。
  19. セキュリティの警告ダイアログで、「はい」をクリックします。
  20. 証明書のインポート・ウィザードの成功メッセージで、「OK」をクリックします。
  21. 「証明書」ダイアログの「閉じる」をクリックします。
  22. ブラウザを再起動します。
  23. これにより、Enterprise Manager Cloud Controlログイン・ページに移動すると、アドレス・バー内のhttpsのとなりに緑色のロック・アイコンが表示されます。