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Oracle® Enterprise Manager System Monitoring Plug-in Oracleデータベース以外のためのメトリック・リファレンス・マニュアル
13c リリース2
E94903-01
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1.24 データベース・ロック

このカテゴリのメトリックは、ロックに関する情報をレポートします。

デフォルトの収集間隔 - 15分ごと

表1-29 データベース・ロック・メトリック

メトリック 説明

サーバー・プロセス識別子(キー列)

現在のユーザー・プロセスのサーバー・プロセスID。

データベース識別子(キー列)

ロックをリクエストするデータベースの識別番号。

オブジェクト識別子(キー列)

ロックをリクエストするオブジェクトのオブジェクト識別番号。

索引識別子(キー列)

非推奨。常に0を返します。

モード

ロック・モード:

  • 共有(S)

  • 更新(U)

  • 排他(X)

  • インテント

  • スキーマ

  • 一括更新(BU)

  • RangeS_S - 共有範囲。共有リソース・ロック、シリアライズ可能なレンジ・スキャン。

  • RangeS_U - 共有範囲。更新リソース・ロック、シリアライズ可能な更新スキャン。

  • RangeI_N - 挿入範囲。NULLリソース・ロック。索引に新しいキーを挿入する前に範囲をテストするために使用されます。

  • RangeX_X - 排他的範囲。排他的リソース・ロック。範囲内のキーの更新時に使用されます。

リソース

syslockinfo.restextの値に対応するロック・リソースは次のとおりです。

RID、KEY、PAG、EXT、TABおよびDB

ロック・リクエスト・ステータス

ロックの現在のステータスは次のとおりです。

GRANT、WAITおよびCNVT

タイプ

ロック・タイプ:

  • RID = 行識別子(RID)で識別される表内の単一行をロックします。

  • KEY = シリアライズ可能トランザクションのキーの範囲を保護する索引内をロックします。

  • PAG = データまたは索引ページをロックします。

  • EXT = エクステントをロックします。

  • TAB = 表全体をロックします(すべてのデータおよび索引を含む)。

  • DB = データベースをロックします。

  • FIL = データベース・ファイルをロックします。

  • APP = アプリケーション指定のリソースをロックします。

  • MD = メタデータまたはカタログ情報をロックします。

  • HBT = ヒープまたはBツリー索引をロックします。この情報は、SQL Serverでは不完全です。

  • AU = 割当て単位をロックします。この情報は、SQL Serverでは不完全です。

リソース・タイプ

ロックされているリソースのタイプ。これは、タイプ・メトリックと同じデータを表します。

  • DATABASE

  • FILE

  • OBJECT

  • PAGE

  • KEY

  • EXTENT

  • RID

  • APPLICATION

  • METADATA

  • HOBT

  • ALLOCATION_UNIT