この章では、構成管理ビューについて説明します。内容は次のとおりです。
ビューを使用する方法の例は、「例」を参照してください。
この項では、各カスタム構成仕様(CCS)ビューとその列について説明します。内容は次のとおりです。
MGMT$CCS_DATAビューには、現在のデータと保存されたデータ(構成から保存されたデータ)が表示されます。
表5-1 MGMT$CCS_DATA
列 | 説明 |
---|---|
CM_TARGET_GUID |
ターゲットの一意のID |
CM_TARGET_TYPE |
ターゲットのタイプ |
CM_TARGET_NAME |
ターゲットの名前 |
CM_SNAPSHOT_TYPE |
スナップショットのタイプ |
CCS_UI_NAME |
表示CCS名 |
CCS_DRAFT_NUMBER |
ドラフトCCSに対するCCSのドラフト番号。(ドラフト以外のCCSの場合は0) |
LAST_COLLECTION_TIMESTAMP |
ターゲットのタイムゾーンで指定された収集のタイムスタンプ |
ECM_SNAPSHOT_ID |
他のECMビューとの結合に使用できるエンタープライズ構成管理(ECM)スナップショットID |
DATA_SOURCE_NAME |
EXPR_TYPEの値に応じて、次のいずれかです。
|
CONTAINER |
その他の識別情報と順序情報を含む、スラッシュ(/)で区切られた階層コンテナ。この列は空白が1つの場合がありますが、属性名と値が使用可能で、階層の最上位レベルの場合のみです。 |
ATTR |
属性名 |
ATTR_ORDER |
これを含むコンテナ内の属性の順序 |
CONTAINER_ORDER |
データ・ソース・コンテンツ内のコンテナの順序 |
VALUE |
属性値 |
MGMT$CCS_DATA_SOURCEビューには、現在のデータと保存されたデータ(保存された構成からのデータ)が含まれます。このビューは、MGMT$CCS_DATA_SOURCE_VISIBLEとECM_SNAPSHOT_IDおよびDATA_SOURCE_NAMEで結合できます。
表5-2 MGMT$CCS_DATA_SOURCE
列 | 説明 |
---|---|
CM_TARGET_GUID |
ターゲットの一意のID |
CM_TARGET_TYPE |
ターゲットのタイプ |
CM_TARGET_NAME |
ターゲットの名前 |
CM_SNAPSHOT_TYPE |
スナップショットのタイプ |
CCS_UI_NAME |
表示CCS名 |
CCS_DRAFT_NUMBER |
ドラフトCCSに対するCCSのドラフト番号。(ドラフト以外のCCSの場合は0) |
LAST_COLLECTION_TIMESTAMP |
ターゲットのタイムゾーンで指定された収集のタイムスタンプ |
ECM_SNAPSHOT_ID |
他のECMビューとの結合に使用できるエンタープライズ構成管理(ECM)スナップショットID |
DATA_SOURCE_NAME |
EXPR_TYPEの値に応じて、次のいずれかです。
|
EXPR_TYPE |
式のタイプ 使用可能な値は次のとおりです。
|
SOURCE_ORDER |
ソースが取得された番号順 |
EXPR_NAME |
式の名前
|
EXPR_VALUE |
式の値
|
FULL_PATH |
フルパス
|
CONTENTS_SIZE |
コンテンツのバイト・サイズ |
HASH |
収集されたデータのハッシュ値 |
CONTENTS |
このデータ・ソースのコンテンツそのものを含むキャラクタ・ラージ・オブジェクト(CLOB)コンテンツ列 |
COLLECTION_ERROR_MSG |
収集時のこのデータ・ソースの関連エラー・メッセージ |
PARSING_ERROR_MSG |
データ・コンテンツの解析時に生成された関連エラー・メッセージ |
MGMT$CCS_DATA_VISIBLEビューには、現在のデータと保存されたデータ(保存された構成からのデータ)が含まれます。
表5-3 MGMT$CCS_DATA_VISIBLE
列 | 説明 |
---|---|
TARGET_GUID |
ターゲットの一意のID |
TARGET_NAME |
ターゲットの名前 |
TARGET_TYPE |
ターゲットのタイプ |
SNAPSHOT_TYPE |
スナップショット・タイプ |
CCS_UI_NAME |
表示CCS名 |
CCS_DRAFT_NUMBER |
ドラフトCCSに対するCCSのドラフト番号。(ドラフト以外のCCSの場合は0) |
DISPLAY_TARGET_NAME |
ターゲットのユーザーフレンドリな表示名 |
DISPLAY_TARGET_TYPE |
ターゲット・タイプのユーザーフレンドリな表示名 |
COLLECTION_TIMESTAMP |
ターゲットのタイムゾーンで指定された収集のタイムスタンプ |
IS_CURRENT |
現在のデータか保存されたデータかを指定します。 使用可能な値は次のとおりです。
|
DESCRIPTION |
ユーザーによって指定されたスナップショットの説明 |
CREATOR |
保存されたスナップショットの場合、作成者は、スナップショットを保存したEnterprise Managerユーザーです。 |
SAVED_TIMESTAMP |
データベースのタイムゾーンで指定された、スナップショットが保存されたタイムスタンプ |
LAST_UPLOAD_TIMESTAMP |
このスナップショット・タイプに対する収集が最後に処理された時間(データベースのタイムゾーンで指定)。 |
ECM_SNAPSHOT_ID |
他のECMビューとの結合に使用できるエンタープライズ構成管理(ECM)スナップショットID |
DATA_SOURCE_NAME |
EXPR_TYPEの値に応じて、次のいずれかです。
|
CONTAINER |
その他の識別情報と順序情報を含む、スラッシュ(/)で区切られた階層コンテナ。この列は空白が1つの場合がありますが、属性名と値が使用可能で、階層の最上位レベルの場合のみです。 |
ATTRIBUTE |
属性名 |
VALUE |
属性値 |
CONTAINER_ORDER |
データ・ソース・コンテンツ内のコンテナの順序 |
ATTRIBUTE_ORDER |
これを含むコンテナ内の属性の順序 |
MGMT$CCS_DATAビューはMGMT$CCS_DATA_VISIBLEビューと同じですが、直近に収集されたデータのみが表示されます。
表5-4 MGMT$CCS_DATA
列 | 説明 |
---|---|
CM_TARGET_GUID |
ターゲットの一意のID |
CM_TARGET_TYPE |
ターゲットのタイプ |
CM_TARGET_NAME |
ターゲットの名前 |
CM_SNAPSHOT_TYPE |
スナップショットのタイプ |
CCS_UI_NAME |
表示CCS名 |
CCS_DRAFT_NUMBER |
ドラフトCCSに対するCCSのドラフト番号。(ドラフト以外のCCSの場合は0) |
LAST_COLLECTION_TIMESTAMP |
ターゲットのタイムゾーンで指定された収集のタイムスタンプ |
ECM_SNAPSHOT_ID |
他のECMビューとの結合に使用できるエンタープライズ構成管理(ECM)スナップショットID |
DATA_SOURCE_NAME |
EXPR_TYPEの値に応じて、次のいずれかです。
|
CONTAINER |
その他の識別情報と順序情報を含む、スラッシュ(/)で区切られた階層コンテナ。この列は空白が1つの場合がありますが、属性名と値が使用可能で、階層の最上位レベルの場合のみです。 |
ATTR |
属性名 |
ATTR_ORDER |
これを含むコンテナ内の属性の順序 |
CONTAINER_ORDER |
データ・ソース・コンテンツ内のコンテナの順序 |
VALUE |
属性値 |
MGMT$DB_TABLESPACESビューには、表領域の構成設定が表示されます。表領域設定は、sys.dba_tablespaces、dba_free_space、dba_data_files、dba_temp_filesおよびv$temp_extent_pool表から収集されます。
表5-5 MGMT$DB_TABLESPACES
列 | 説明 |
---|---|
HOST_NAME |
メトリックが収集されるターゲットの名前 |
TARGET_NAME |
データ・ファイルを含むデータベースの名前 |
TARGET_TYPE |
ターゲットのタイプ(Oracle_ databaseなど) |
TARGET_GUID |
データベース・ターゲットの一意ID |
COLLECTION_ TIMESTAMP |
メトリックが収集された日時 |
TABLESPACE_NAME |
表領域の名前 |
CONTENTS |
表領域の内容: PERMANENTまたはTEMPORARY |
STATUS |
表領域のステータス: ONLINE、OFFLINEまたはREAD ONLY。 |
EXTENT_MANAGEMENT |
エクステント管理追跡: DICTIONARYまたはLOCAL。 |
ALLOCATION_TYPE |
この表領域に対して有効なエクステント割当てのタイプ |
LOGGING |
デフォルトのロギング属性 |
TABLESPACE_SIZE |
表領域の現在のサイズ(バイト) |
INITIAL_EXT_SIZE |
デフォルトの初期エクステント・サイズ |
NEXT_EXTENT |
順序中の次のエクステント |
INCREMENT_BY |
エクステント・サイズのデフォルトの増加の割合 |
MAX_EXTENTS |
エクステントのデフォルトの最大数 |
TABLESPACE_USED_SIZE |
表領域に含まれるデータ量(バイト) |
SEGMENT_SPACE_MANAGEMENT |
表領域内の空きセグメントと使用済セグメントが空きリスト(MANUAL)とビットマップ(AUTO)のどちらを使用して管理されているかを示します。 |
BLOCK_SIZE |
表領域ブロック・サイズ |
MIN_EXTENTS |
エクステントのデフォルトの最小数。 |
MIN_EXTLEN |
この表領域の最小エクステント・サイズ。 |
BIGFILE |
表領域がbigfile表領域(YES)であるかsmallfile表領域(NO)であるかを示します。 |
MGMT$DB_DATAFILESビューには、データ・ファイルの構成設定が表示されます。データ・ファイル設定は、sys.dba_data_files、v$datafile、sys.dba_free_space、sys.dba_tablespaces、sys.dba_ temp_files、v$tempfileなどのソースから収集されます。
表5-6 MGMT$DB_DATAFILES
列 | 説明 |
---|---|
HOST_NAME |
メトリックが収集されるターゲットの名前 |
TARGET_NAME |
データ・ファイルを含むデータベースの名前 |
TARGET_TYPE |
ターゲットのタイプ(Oracle_ databaseなど) |
TARGET_GUID |
データベース・ターゲットの一意ID |
COLLECTION_ TIMESTAMP |
メトリックが収集された日時 |
FILE_NAME |
データ・ファイルの名前 |
TABLESPACE_NAME |
データ・ファイルを含む表領域の名前 |
STATUS |
データ・ファイルのステータス: ACTIVEまたはNOT ACTIVE |
FILE_SIZE |
データファイルのサイズ |
AUTOEXTENSIBLE |
自動拡張可能かどうかのインジケータ |
INCREMENT_BY |
自動拡張増分 |
MAX_FILE_SIZE |
ファイルの最大サイズ(バイト) |
OS_STORAGE_ENTITY |
ファイルが存在するOSレベルの記憶域エンティティ。通常のファイルの場合は、ファイルが存在するファイル・システムの名前です。文字またはRAWファイルの場合は、RAWデバイスの名前です。 |
CREATE_BYTES |
作成時のデータ・ファイルの初期サイズ(バイト) |
MGMT$DB_CONTROLFILESビューには、データベース制御ファイルの構成設定が表示されます。
表5-7 MGMT$DB_CONTROLFILES
列 | 説明 |
---|---|
HOST_NAME |
メトリックが収集されるターゲットの名前 |
TARGET_NAME |
データ・ファイルを含むデータベースの名前 |
TARGET_TYPE |
ターゲットのタイプ(Oracle_ databaseなど) |
TARGET_GUID |
データベース・ターゲットの一意ID |
COLLECTION_ TIMESTAMP |
メトリックが収集された日時 |
FILE_NAME |
データベース制御ファイルの名前。 |
STATUS |
制御ファイルのタイプ。 STANDBY: データベースがスタンバイ・モードであることを示します。 LOGICAL: データベースが(物理スタンバイではなく)ロジカル・スタンバイ・データベースであることを示します。 CLONE: クローン・データベースを示します。 BACKUP | CREATED: データベースはバックアップ制御ファイルまたは作成された制御ファイルを使用してリカバリされたことを示します。 CURRENT: 制御ファイルをこのタイプに変更すると、スタンバイ・データベースがアクティブになるかリカバリ後にデータベースをオープンします。 |
CREATION_DATE |
制御ファイル作成日 |
SEQUENCE_NUM |
制御ファイル・トランザクションによって増加する、制御ファイル順序番号 |
CHANGE_NUM |
バックアップ制御ファイル内の前回の変更番号。制御ファイルがバックアップでない場合、値はNULLです。 |
MOD_DATE |
バックアップ制御ファイル内の前回のタイムスタンプ。制御ファイルがバックアップでない場合はNULLです。 |
OS_STORAGE_ENTITY |
ファイルが存在するOSレベルの記憶域エンティティ。通常のファイルの場合は、ファイルが存在するファイル・システムの名前です。文字またはRAWファイルの場合は、RAWデバイスの名前です。 |
MGMT$DB_DBNINSTANCEINFOビューには、データベース・インスタンスに関する一般情報が表示されます。インスタンス情報は、v$database、v$version、v$instance、global_name、database_propertiesおよびv$nls_parametersから収集されます。
表5-8 MGMT$DB_DBNINSTANCEINFO
列 | 説明 |
---|---|
HOST_NAME |
メトリックが収集されるターゲット・ホストの名前 |
TARGET_NAME |
メトリックが収集されるデータベース・ターゲットの名前 |
TARGET_TYPE |
ターゲットのタイプ(Oracle_ databaseなど) |
TARGET_GUID |
データベース・ターゲットの一意ID |
COLLECTION_ TIMESTAMP |
メトリックが収集された日時 |
DATABASE_NAME |
データベース名 |
GLOBAL_NAME |
データベースのグローバル名 |
BANNER |
コンポーネント名およびバージョン番号 |
HOST |
ホスト・システムの名前 |
INSTANCE_NAME |
インスタンス名 |
STARTUP_TIME |
インスタンスが起動された時刻 |
LOGINS |
ALLOWEDまたはRESTRICTED |
LOG_MODE |
アーカイブ・ログ・モード(ARCHIVELOGまたはNOARCHIVELOG) |
OPEN_MODE |
オープン・モード情報 |
DEFAULT_TEMP_TABLESPACE |
デフォルトの一時表領域名 |
CHARACTERSET |
NLS_CHARACTERSETのNLSパラメータ値 |
NATIONAL_CHARACTERSET |
NLS_NCHAR_CHARACTERSETのNLSパラメータ値 |
使用上の注意
この情報は、dbconfigメトリックを介して収集されます。ただし、このメトリックはスタンバイ・データベースには実行されないため、この表はスタンバイ・ターゲットについては移入されません。
MGMT$DB_FEATUREUSAGEビューには、データベース機能の使用状況に関する情報が表示されます。
表5-9 MGMT$DB_FEATUREUSAGE
列 | 説明 |
---|---|
HOST |
データベース機能の使用状況情報が収集されるホスト・ターゲットの名前 |
DATABASE_NAME |
データベース機能の使用状況情報が収集されるデータベースの名前 |
INSTANCE_NAME |
データベース機能の使用状況情報が収集されるインスタンスの名前 |
TARGET_TYPE |
Oracle_databaseまたはrac_database |
DBID |
データベース・インスタンスを識別する一意の番号 |
NAME |
機能名 |
CURRENTLY_USED |
機能が現在使用中の場合はTRUE、機能が使用中でない場合はFALSE |
DETECTED_USAGES |
機能がデータベースによって使用された回数 |
FIRST_USAGE_DATE |
機能が最初に使用された日付 |
LAST_USAGE_DATE |
機能が最後に使用された日付 |
VERSION |
データベースのバージョン番号 |
LAST_SAMPLE_DATE |
データベースが機能の使用状況について最後に評価された日付 |
LAST_SAMPLE_PERIOD |
LAST_ SAMPLE_DATEの日付とそれより前のデータベース機能使用状況評価の間の間隔(デフォルトでは7日間) |
SAMPLE_INTERVAL |
LAST_SAMPLE_DATEの日付と次のデータベース機能使用状況評価の間の秒数 |
TOTAL_SAMPLES |
収集されたデータベース機能使用状況評価サンプルの合計数 |
AUX_COUNT |
Oracle内部のみで使用。 |
DESCRIPTION |
機能の説明 |
使用上の注意
このビューを使用して、すべてのOracleデータベースのデータベース機能使用状況の企業全体のビューを得ることができます。
MGMT$DB_INIT_PARAMSビューには、データベースの初期化パラメータ設定が表示されます。初期化パラメータ設定はv$parameterから収集されます。
表5-10 MGMT$DB_INIT_PARAMS
列 | 説明 |
---|---|
HOST_NAME |
メトリックが収集されるターゲットの名前 |
TARGET_NAME |
メトリックが収集されるデータベース・ターゲットの名前 |
TARGET_TYPE |
ターゲットのタイプ(Oracle_ databaseなど) |
TARGET_GUID |
データベース・ターゲットの一意ID |
COLLECTION_ TIMESTAMP |
メトリックが収集された日時 |
NAME |
初期化パラメータの名前 |
ISDEFAULT |
パラメータ値がデフォルトかどうかを示します。 |
VALUE |
パラメータ値 |
DATATYPE |
NUMBER、DATEまたはTEXTなど、値の文字列をマッピングできるデータ型 |
使用上の注意
この情報は、dbconfigメトリックを介して収集されます。ただし、このメトリックはスタンバイ・データベースには実行されないため、この表はスタンバイ・ターゲットについては移入されません。
MGMT$DB_LICENSEビューには、データベース・ライセンス構成設定が表示されます。データベース・ライセンス構成設定はv$licenseから収集されます。
表5-11 MGMT$DB_LICENSE
列 | 説明 |
---|---|
HOST_NAME |
データベースが稼働しているホストの名前 |
TARGET_NAME |
表領域を含むデータベースの名前 |
TARGET_TYPE |
ターゲットのタイプ(Oracle_ databaseなど) |
TARGET_GUID |
データベース・ターゲットの一意ID |
COLLECTION_ TIMESTAMP |
メトリックが収集された日時 |
SESSIONS_MAX |
データベースに対して許可される最大セッション数 |
SESSIONS_WARNING |
データベースに対して警告を生成するセッション数 |
SESSIONS_CURRENT |
データベースの現在のセッション数 |
SESSIONS_HIGHWATER |
データベースのセッションの最高水位標 |
USERS_MAX |
データベースのユーザーの最大数 |
使用上の注意
このビューを使用して、すべてのデータベース・ターゲットのデータベース・ライセンス構成設定を取得できます。
MGMT$DB_REDOLOGSビューには、データベースのREDOログ構成設定が表示されます。REDOログ構成設定は、v$logおよびv$logfile表から収集されます。
表5-12 MGMT$DB_REDOLOGS
列 | 説明 |
---|---|
HOST_NAME |
メトリックが収集されるターゲットの名前 |
TARGET_NAME |
メトリックが収集されるデータベース・ターゲットの名前 |
TARGET_TYPE |
ターゲットのタイプ(Oracle_ databaseなど) |
TARGET_GUID |
データベース・ターゲットの一意ID |
COLLECTION_ TIMESTAMP |
メトリックが収集された日時 |
GROUP_NUM |
REDOログ・グループ識別子番号 |
STATUS |
ログのステータス: UNUSED: オンラインREDOログには一度も書き込まれていません。この状態は、追加された直後またはRESETLOGS直後の、現在のREDOログでないときのREDOログの状態です。 CURRENT: これは現在のREDOログです。この状態は、REDOログがアクティブであることを意味します。REDOログは開いていることも閉じていることもあります。 ACTIVE: ログはアクティブですが、現行のログではありません。クラッシュ・リカバリで必要です。ブロック・リカバリでも使用できます。アーカイブすることも、アーカイブしないことも可能です。 CLEARING: ログは、ALTER DATABASE CLEAR LOGFILE文の後に空のログとして再作成されています。ログが消去された後、ステータスはUNUSEDに変わります。 CLEARING_CURRENT: 現在のログは終了したスレッドについて消去されています。新規ログ・ヘッダーの書込みでのI/Oエラーなどの障害がスイッチで発生した場合、ログはこのステータスのままになります。 INACTIVE: インスタンス・リカバリでログは必要ありません。メディア・リカバリでも使用できます。アーカイブすることも、アーカイブしないことも可能です。 |
MEMBERS |
ログ・グループのメンバー数。 |
FILE_NAME |
REDOログ・ファイル(メンバー)名。 |
ARCHIVED |
アーカイブのステータス(YESまたはNOのいずれか) |
LOGSIZE |
バイト単位でのログ・ファイルのサイズ。 |
SEQUENCE_NUM |
ログ順序番号 |
FIRST_CHANGE_SCN |
ログ内の最小のSCN |
OS_STORAGE_ENTITY |
ファイルが存在するOSレベルの記憶域エンティティ。通常のファイルの場合は、ファイルが存在するファイル・システムの名前です。文字またはRAWファイルの場合は、RAWデバイスの名前です。 |
THREAD_NUM |
ログ・スレッド番号 |
使用上の注意
すべてのデータベース・ターゲットのREDOログ・グループまたはファイル構成設定を取得します。
MGMT$DB_ROLLBACK_SEGSビューには、データベースのロールバック・セグメント構成設定が表示されます。ロールバック・セグメント構成設定は、sys.dba_rollback_segsおよびv$rollstat表から収集されます。
表5-13 MGMT$DB_ROLLBACK_SEGS
列 | 説明 |
---|---|
HOST_NAME |
メトリックが収集されるターゲットの名前 |
TARGET_NAME |
データ・ファイルを含むデータベースの名前 |
TARGET_TYPE |
ターゲットのタイプ(Oracle_ databaseなど) |
TARGET_GUID |
データベース・ターゲットの一意ID |
COLLECTION_ TIMESTAMP |
メトリックが収集された日時 |
ROLLNAME |
ロールバック・セグメントの名前。 |
STATUS |
ロールバック・セグメントのステータス |
TABLESPACE_NAME |
ロールバック・セグメントが設定されている表領域の名前 |
EXTENTS |
ロールバック・セグメント内のエクステント数 |
ROLLSIZE |
ロールバック・セグメントのサイズ(バイト単位)。この値は、ALL/DBA/USER_ SEGMENTSビューのBYTES列の値とは1つのデータベース・ブロック内のバイト数だけ異なります。 |
INITIAL_SIZE |
初期エクステントのバイト単位のサイズ |
NEXT_SIZE |
セカンダリ・エクステントのバイト単位のサイズ |
MAXIMUM_EXTENTS |
エクステントの最大数 |
MINIMUM_EXTENTS |
エクステントの最小数 |
PCT_INCREASE |
エクステント・サイズの増加の割合 |
OPTSIZE |
ロールバック・セグメントの最適サイズ。 |
AVEACTIVE |
一定時間について平均されたアクティブ・エクステントの現在のサイズ |
WRAPS |
ロールバック・セグメントがラップされる回数 |
SHRINKS |
ロールバック・セグメントのサイズが縮小した回数 |
AVESHRINK |
平均縮小サイズ |
HWMSIZE |
ロールバック・セグメントのサイズの最高水位標 |
使用上の注意
すべてのデータベース・ターゲットのロールバック・セグメント構成設定を取得します。
MGMT$DB_SGAビューには、システム・グローバル領域(SGA)構成設定が表示されます。SGA設定は、v$sgaおよびv$sgastat tables表から収集されます。
表5-14 MGMT$DB_SGA
列 | 説明 |
---|---|
HOST_NAME |
メトリックが収集されるターゲットの名前 |
TARGET_NAME |
データファイルを含むデータベースの名前 |
TARGET_TYPE |
ターゲットのタイプ(Oracle_ databaseなど) |
TARGET_GUID |
データベース・ターゲットの一意ID |
COLLECTION_ TIMESTAMP |
メトリックが収集された日時 |
SGANAME |
SGAコンポーネント名 |
SGASIZE |
KBまたはMB単位のSGAコンポーネント・サイズ |
使用上の注意
すべてのデータベース・ターゲットのシステム・グローバル領域構成設定を取得します。
MGMT$DB_TABLESPACES_ALLビューには、表領域の構成設定が表示されます。表領域設定は、sys.dba_tablespaces、dba_free_space、dba_data_files、dba_temp_filesおよびv$temp_extent_pool表から収集されます。
表5-15 MGMT$DB_TABLESPACES_ALL
列 | 説明 |
---|---|
HOST_NAME |
メトリックが収集されるターゲットの名前 |
TARGET_NAME |
ターゲットのタイプ(Oracle_ databaseなど) |
TARGET_GUID |
データベース・ターゲットの一意ID |
COLLECTION_ TIMESTAMP |
メトリックが収集された日時 |
TABLESPACE_NAME |
表領域の名前 |
CONTENTS |
表領域の内容: PERMANENTまたはTEMPORARY |
STATUS |
表領域のステータス: ONLINE、OFFLINEまたはREAD ONLY。 |
EXTENT_MANAGEMENT |
エクステント管理追跡: DICTIONARYまたはLOCAL。 |
ALLOCATION_TYPE |
この表領域に対して有効なエクステント割当てのタイプ |
LOGGING |
デフォルトのロギング属性 |
TABLESPACE_SIZE |
表領域の現在のサイズ(バイト) |
INITIAL_EXT_SIZE |
デフォルトの初期エクステント・サイズ |
INCREMENT_BY |
エクステント・サイズのデフォルトの増加の割合 |
MAX_EXTENTS |
エクステントのデフォルトの最大数 |
使用上の注意
すべてのデータベース・ターゲットの表領域構成設定を取得します。
MGMT$DB_OPTIONSビューには、オプションが現在LOADEDかつACTIVEであるか、またはオプションが存在しないか、NOT LOADEDあるいはINACTIVEであるかが表示されます。オプション設定は、sys.dba_usersおよびdba_registry表のユーザー名およびステータスをチェックすることで収集されます。
表5-16 MGMT$DB_OPTIONS
列 | 説明 |
---|---|
HOST_NAME |
メトリックが収集されるターゲットの名前 |
TARGET_NAME |
データ・ファイルを含むデータベースの名前 |
TARGET_TYPE |
ターゲットのタイプ(Oracle_ databaseなど) |
TARGET_GUID |
データベース・ターゲットの一意ID |
COLLECTION_ TIMESTAMP |
メトリックが収集された日時 |
NAME |
データベース・オプションの名前 |
SELECTED |
オプションが現在LOADEDかつACTIVE(TRUE)であるか、またはオプションが存在しないか、NOT LOADEDあるいはINACTIVEであるか(FALSE) |
この項では、各エンタープライズ構成管理ビューおよびその列について説明します。この章には次の項目があります。
MGMT$ECM_CMP_JOBSを使用すると、第1ターゲットと第2ターゲットの組合せのすべての比較ジョブを表示できます。比較のために異なるテンプレートまたは保存モードが指定されている場合、ターゲットのセットに対して1つ以上の結果が返される場合があります。すべてのジョブが返されます(成功、失敗、実行中、スケジュール済など)。
表5-17 MGMT$ECM_CMP_JOBS
列 | 説明 |
---|---|
JOB_NAME |
最新の成功した結果のあるジョブの名前。 |
JOB_DESC |
ジョブの説明。 |
JOB_OWNER |
ジョブの所有者。 |
SCHEDULED_TIME |
ジョブがスケジュールされた時刻。 |
COMPARE_TIME |
比較を開始した時刻。 |
JOB_STATUS |
ジョブ全体のステータス。 |
STEP_STATUS |
この特定のターゲット比較のステータス。 |
TARGET_TYPE |
この比較に指定されたターゲットのターゲット・タイプ。 |
DISPLAY_TYPE |
ターゲット・タイプの表示名(英語)。 |
ME_CLASS |
システム、グループ、ターゲットなどのルート・ターゲット・タイプの管理エンティティ(ME)クラス |
FIRST_TARGET |
この比較に指定された第1ターゲットの名前。 |
FIRST_CONFIG_TYPE |
第1構成のタイプ。 使用可能な値は次のとおりです。
|
SECOND_TARGET |
この比較に指定された第2ターゲットの名前。 |
SECOND_CONFIG_TYPE |
第2構成のタイプ。 使用可能な値は次のとおりです。
|
TEMPLATE_NAME |
この比較で使用されるテンプレートの名前。テンプレートが使用されていない場合、この列はNULLを返します。 |
SAVE_MODE |
この比較に使用される保存モード。 使用可能な値は次のとおりです。
|
COMPARISON_ID |
比較のID。 |
COMP_RESULT_ID |
この比較結果のID。 |
COMP_CONFIG_RESULT_ID |
この特定のルート・ターゲット比較結果のID(メンバー・ターゲット結果IDとは対照的)。 |
JOB_ID |
ジョブのID。 |
JOB_EXECUTION_ID |
ジョブ実行のID。 |
DIFF_COUNT |
ターゲットおよびすべてのメンバー・ターゲットに関連付けられたすべての差分の合計数。 |
MGMT$ECM_CMP_JOB_LAST_RESULTSを使用すると、第1ターゲットと第2ターゲットの組合せの最新の有効な比較ジョブ結果を表示できます。比較のために異なるテンプレートまたは保存モードが指定されている場合、ターゲットのセットに対して1つ以上の結果が返される場合があります。成功したジョブの結果のみが返されます。
表5-18 MGMT$ECM_CMP_JOB_LAST_RESULTS
列 | 説明 |
---|---|
JOB_NAME |
最新の成功した結果のあるジョブの名前。 |
JOB_OWNER |
ジョブの所有者。 |
JOB_SCHEDULED_DATE |
ジョブがスケジュールされた時刻。 |
COMPARE_TIME |
比較を開始した時刻。 |
JOB_STATUS |
ジョブ全体のステータス。このビューでは、ステータスは常にSUCCEEDEDになります。 |
TARGET_TYPE |
この比較に指定されたターゲットのターゲット・タイプ。 |
DISPLAY_TYPE |
ターゲット・タイプのデフォルトの表示名(英語)。 |
ME_CLASS |
システム、グループ、ターゲットなどのターゲット・タイプのMEクラス |
FIRST_TARGET |
この比較に指定された第1ターゲットの名前。 |
FIRST_CONFIG_TYPE |
第1構成のタイプ。 使用可能な値は次のとおりです。
|
SECOND_TARGET |
この比較に指定された第2ターゲットの名前。 |
SECOND_CONFIG_TYPE |
第2構成のタイプ。 使用可能な値は次のとおりです。
|
TEMPLATE_NAME |
この比較で使用されるテンプレートの名前。テンプレートが使用されていない場合、この列はNULLを返します。 |
SAVE_MODE |
この比較に使用される保存モード。 使用可能な値は次のとおりです。
|
COMPARISON_ID |
比較のID。 |
COMP_RESULT_ID |
この比較結果のID。 |
COMP_CONFIG_RESULT_ID |
この特定のルート・ターゲット比較結果のID(メンバー・ターゲット結果IDとは対照的)。 |
JOB_ID |
ジョブのID。 |
JOB_EXECUTION_ID |
ジョブ実行のID。 |
DIFF_COUNT |
ターゲットおよびすべてのメンバー・ターゲットに関連付けられたすべての差分の合計数。 |
HAS_DIFFS |
CCS以外の構成アイテムに差分があるかどうかを示します。 |
HAS_CCS_ATTR_DIFFS |
CCSファイルに属性の差分があるかどうかを示します。 |
HAS_CCS_PARSED_DIFFS |
CCSファイルが解析されたか、および解析された行が異なるかどうかを示します。 |
MGMT$ECM_CMP_RPT_CCS_DSビューを使用すると、すべての比較されたCCSデータソース情報を表示できます。
表5-19 MGMT$ECM_CMP_RPT_CCS_DS
列 | 説明 |
---|---|
COMP_RESULT_ID |
比較結果IDは、ルート・ターゲット比較を表します。 |
ROOT_COMP_CONFIG_RESULT_ID |
ルート比較結果IDは、ターゲット比較に対する単一のターゲットを表します。 |
COMP_CONFIG_RESULT_ID |
比較構成結果IDは、ターゲット比較に対するターゲットを表します(ルートまたはメンバー・ターゲット)。これは、ROOT_COMP_CONFIG_RESULT_IDと同じになります。 |
METADATA_ID |
スナップショット・メタデータID。 |
COMP_DELTA_SNAP_ID |
スナップショットの比較ID。 |
SNAPSHOT_TYPE |
スナップショットのタイプ。 |
DISPLAY_SNAPSHOT |
デフォルトのスナップショットの表示名(英語)。 |
CONFIG_ITEM |
CCSデータソース情報の構成アイテム。 |
CCS_DS_ATTR_DIFF_TYPE |
ファイルの差分タイプ。 使用可能な値は次のとおりです。
|
COMP_DELTA_ENTRY_SNAP_ID |
このデータソース・エントリに関連付けられたスナップショットID。 |
COMP_DELTA_ENTRY_ID |
データソースの比較デルタ・エントリID。 |
CCS_DS |
CCSデータソース名。 |
ROOT_TARGET_TYPE |
ルート・ターゲット・タイプ。 |
ROOT_DISPLAY_TYPE |
ルート・ターゲット・タイプのデフォルトの表示名(英語)。 |
ROOT_ME_CLASS |
システム、グループ、ターゲットなどのルート・ターゲット・タイプのMEクラス。 |
TARGET_TYPE |
比較されたターゲットのターゲット・タイプ。これは、ルート・ターゲット・タイプと同じになる可能性があります。 |
DISPLAY_TYPE |
比較されたターゲット・タイプのデフォルトの表示名(英語)。 |
ME_CLASS |
システム、グループ、ターゲットなどの比較されたターゲット・タイプのMEクラス。 |
ROOT_FIRST_TARGET |
第1比較ターゲットのルート・ターゲット。 |
FIRST_TARGET |
比較の第1ターゲット。これは、ルート第1ターゲットと同じになる可能性があります。 |
FIRST_CONFIG_TYPE |
第1構成のタイプ。 使用可能な値は次のとおりです。
|
ROOT_SECOND_TARGET |
第1比較ターゲットのルート・ターゲット。 |
SECOND_TARGET |
比較の第1ターゲット。これは、ルート第1ターゲットと同じになる可能性があります。 |
SECOND_CONFIG_TYPE |
第1構成のタイプ。 使用可能な値は次のとおりです。
|
MGMT$ECM_CMP_RPT_CCS_DS_DTLSビューを使用すると、すべての比較CCSデータソースの詳細情報を表示できます。
表5-20 MGMT$ECM_CMP_RPT_CCS_DS_DTLS
列 | 説明 |
---|---|
COMP_RESULT_ID |
比較結果IDは、ルート・ターゲット比較を表します。 |
ROOT_COMP_CONFIG_RESULT_ID |
ルート比較構成結果IDは、ターゲット比較に対するターゲットを表します。 |
COMP_CONFIG_RESULT_ID |
比較構成結果IDは、ターゲット比較に対するターゲットを表します(ルートまたはメンバー・ターゲットのいずれか)。これは、ROOT_COMP_CONFIG_RESULT_IDと同じになります。 |
METADATA_ID |
スナップショット・メタデータID。 |
COMP_DELTA_SNAP_ID |
スナップショットの比較ID。 |
SNAPSHOT_TYPE |
スナップショットのタイプ。 |
DISPLAY_SNAPSHOT |
デフォルトのスナップショットの表示名(英語)。 |
CONFIG_ITEM |
CCS解析済データ情報の構成アイテム。 |
CCS_DS_ATTR_DIFF_TYPE |
解析済データの比較デルタ・エントリID。 |
ATTR_DIFF_TYPE |
UIから、ツリー形式で解析済データが表示されます。この場合、区切りリスト内にツリー・ノードが表示されます。 |
COMP_DELTA_ENTRY_ID |
2つのターゲット間で異なる値を含む属性。 |
CCS_DS |
この値の順でソートして、ツリー・ノードの順でソートされたファイルの内容を確認します。 |
HAS_PARSED_DATA |
CCSデータソースに解析済データがあるかを示します。 |
HAS_PARSED_DIFFS |
CCSデータソースの解析済データに差分があるかどうかを示します。 |
ROOT_TARGET_TYPE |
ルート・ターゲット・タイプ。 |
ROOT_DISPLAY_TYPE |
ルート・ターゲット・タイプのデフォルトの表示名(英語)。 |
ROOT_ME_CLASS |
システム、グループ、ターゲットなどのルート・ターゲット・タイプのMEクラス。 |
TARGET_TYPE |
比較されたターゲットのターゲット・タイプ。これは、ルート・ターゲット・タイプと同じになる可能性があります。 |
DISPLAY_TYPE |
比較されたターゲット・タイプのデフォルトの表示名(英語)。 |
ME_CLASS |
システム、グループ、ターゲットなどの比較されたターゲット・タイプのMEクラス。 |
ATTR_COL_ORDER |
データソース属性の名前。 |
DISPLAY_ATTR_COL_NAME |
属性名のデフォルトの表示名(英語)。 |
COLUMN_TYPE |
属性列タイプ。 |
ROOT_FIRST_TARGET |
第1比較ターゲットのルート・ターゲット |
FIRST_TARGET |
比較の第1ターゲット。これは、ルート第1ターゲットと同じになる可能性があります。 |
FIRST_CONFIG_TYPE |
第1構成のタイプ。 使用可能な値は次のとおりです。
|
FIRST_ATTR_VALUE |
第1ターゲットの属性の値。 |
ROOT_SECOND_TARGET |
第2比較ターゲットのルート・ターゲット。 |
SECOND_TARGET |
比較の第2ターゲット。これは、ルート第2ターゲットと同じになります。 |
SECOND_CONFIG_TYPE |
第2構成のタイプ。 使用可能な値は次のとおりです。
|
SECOND_ATTR_VALUE |
第2ターゲットの属性の値。 |
MGMT$ECM_CMP_RPT_CCS_PD_ALLビューを使用すると、比較から使用可能なすべての比較されたCCS解析済データを表示できます。
表5-21 MGMT$ECM_CMP_RPT_CCS_PD_ALL
列 | 説明 |
---|---|
CCS_DS_ATTR_DIFF_TYPE |
ファイル属性の差分のタイプ。 使用可能な値は次のとおりです。
|
PARSED_DIFF_TYPE |
CCS解析済データの差分のタイプ。 使用可能な値は次のとおりです。
|
COMP_RESULT_ID |
比較結果IDは、ルート・ターゲット比較を表します。 |
ROOT_COMP_CONFIG_RESULT_ID |
ルート比較構成結果IDは、ターゲット比較に対するターゲットを表します。 |
COMP_CONFIG_RESULT_ID |
比較構成結果IDは、ターゲット比較に対するターゲットを表します(ルートまたはメンバー・ターゲットのいずれか)。これは、ROOT_COMP_CONFIG_RESULT_IDと同じになります。 |
METADATA_ID |
スナップショット・メタデータID。 |
SNAPSHOT_TYPE |
スナップショットのタイプ。 |
DISPLAY_SNAPSHOT |
スナップショットの表示名(英語)。 |
CCS_DS |
CCSデータソース。 |
CONFIG_ITEM |
CCS解析済データ情報の構成アイテム。 |
COMP_DELTA_ENTRY_ID |
解析済データの比較デルタ・エントリID。 |
PATH |
UIから、ツリー形式で解析済データが表示されます。この場合、区切りリスト内にツリー・ノードが表示されます。 |
ATTR_COL_NAME |
2つのターゲット間で異なる値を含む属性。 |
PATH_ORDER |
この値の順でソートして、ツリー・ノードの順でソートされたファイルの内容を確認します。 |
ATTR_COL_ORDER |
ファイルに表示される順序で属性ノードを表示するには、この値でソートします。 |
ROOT_TARGET_TYPE |
ルート・ターゲット・タイプ。 |
ROOT_DISPLAY_TYPE |
ルート・ターゲット・タイプの表示名(英語)。 |
ROOT_ME_CLASS |
システム、グループ、ターゲットなどのルート・ターゲット・タイプのMEクラス。 |
TARGET_TYPE |
比較されたターゲットのターゲット・タイプ。これは、ルート・ターゲット・タイプと同じになる可能性があります。 |
DISPLAY_TYPE |
比較されたターゲット・タイプの表示名(英語)。 |
ME_CLASS |
システム、グループ、ターゲットなどの比較されたターゲット・タイプのMEクラス。 |
ROOT_FIRST_TARGET |
第1比較ターゲットのルート・ターゲット |
FIRST_TARGET |
比較の第1ターゲット。これは、ルート第1ターゲットと同じになる可能性があります。 |
FIRST_CONFIG_TYPE |
第1構成のタイプ。 使用可能な値は次のとおりです。
|
FIRST_ATTR_VALUE |
第1ターゲットの属性の値。 |
ROOT_SECOND_TARGET |
第2比較ターゲットのルート・ターゲット。 |
SECOND_TARGET |
比較の第2ターゲット。これは、ルート第2ターゲットと同じになります。 |
SECOND_CONFIG_TYPE |
第2構成のタイプ。 使用可能な値は次のとおりです。
|
SECOND_ATTR_VALUE |
第2ターゲットの属性の値。 |
MGMT$ECM_CMP_RPT_CCS_PD_DIFFSビューを使用すると、すべての比較CCS解析済データの差分を表示できます。
次に該当する場合のみ、行が返されます。
データソース・ファイルが比較されたターゲットの両方に存在している必要がある場合
データソースが解析済データを持つ必要がある場合
解析済データの行が比較された双方のターゲットで異なる必要がある場合
表5-22 MGMT$ECM_CMP_RPT_CCS_PD_DIFFS
列 | 説明 |
---|---|
CCS_DS_ATTR_DIFF_TYPE |
ファイル属性の差分のタイプ。 使用可能な値は次のとおりです。
|
PARSED_DIFF_TYPE |
CCS解析済データの差分のタイプ。 使用可能な値は次のとおりです。
|
COMP_RESULT_ID |
比較結果IDは、ルート・ターゲット比較を表します。 |
ROOT_COMP_CONFIG_RESULT_ID |
ルート比較構成結果IDは、ターゲット比較に対するターゲットを表します。 |
COMP_CONFIG_RESULT_ID |
比較構成結果IDは、ターゲット比較に対するターゲットを表します(ルートまたはメンバー・ターゲットのいずれか)。これは、ROOT_COMP_CONFIG_RESULT_IDと同じになります。 |
METADATA_ID |
スナップショット・メタデータID。 |
SNAPSHOT_TYPE |
スナップショットのタイプ。 |
DISPLAY_SNAPSHOT |
スナップショットの表示名(英語)。 |
CCS_DS |
CCSデータソース。 |
CONFIG_ITEM |
CCS解析済データ情報の構成アイテム。 |
COMP_DELTA_ENTRY_ID |
解析済データの比較デルタ・エントリID。 |
PATH |
UIから、ツリー形式で解析済データが表示されます。この場合、区切りリスト内にツリー・ノードが表示されます。 |
ATTR_COL_NAME |
2つのターゲット間で異なる値を含む属性。 |
PATH_ORDER |
この値の順でソートして、ツリー・ノードの順でソートされたファイルの内容を確認します。 |
ATTR_COL_ORDER |
ファイルに表示される順序で属性ノードを表示するには、この値でソートします。 |
ROOT_TARGET_TYPE |
ルート・ターゲット・タイプ。 |
ROOT_DISPLAY_TYPE |
ルート・ターゲット・タイプのデフォルトの英語の表示名。 |
ROOT_ME_CLASS |
システム、グループ、ターゲットなどのルート・ターゲット・タイプのMEクラス。 |
TARGET_TYPE |
比較されたターゲットのターゲット・タイプ。これは、ルート・ターゲット・タイプと同じになる可能性があります。 |
DISPLAY_TYPE |
比較されたターゲット・タイプのデフォルトの英語の表示名。 |
ME_CLASS |
システム、グループ、ターゲットなどの比較されたターゲット・タイプのMEクラス。 |
ROOT_FIRST_TARGET |
第1比較ターゲットのルート・ターゲット |
FIRST_TARGET |
比較の第1ターゲット。これは、ルート第1ターゲットと同じになる可能性があります。 |
FIRST_CONFIG_TYPE |
第1構成のタイプ。 使用可能な値は次のとおりです。
|
FIRST_ATTR_VALUE |
第1ターゲットの属性の値。 |
ROOT_SECOND_TARGET |
第2比較ターゲットのルート・ターゲット。 |
SECOND_TARGET |
比較の第2ターゲット。これは、ルート第2ターゲットと同じになります。 |
SECOND_CONFIG_TYPE |
第2構成のタイプ。 使用可能な値は次のとおりです。
|
SECOND_ATTR_VALUE |
第2ターゲットの属性の値。 |
MGMT$ECM_CMP_RPT_CI_DIFFSビューを使用すると、構成アイテムごとにすべての比較差分を表示できます。
表5-23 MGMT$ECM_CMP_RPT_CI_DIFFS
列 | 説明 |
---|---|
ROOT_TARGET_TYPE |
この比較に指定されたターゲットのルート・ターゲット・タイプ。 |
ROOT_DISPLAY_TYPE |
ルート・ターゲット・タイプのデフォルトの英語の表示名。 |
ROOT_ME_CLASS |
SYSTEM、GROUP、TARGETなどのルート・ターゲット・タイプのMEクラス。 |
TARGET_TYPE |
比較されたターゲットのターゲット・タイプ(ルート・ターゲットまたはメンバー・ターゲットになります)。 |
DISPLAY_TYPE |
比較されたターゲット・タイプのデフォルトの英語の表示名。 |
ME_CLASS |
比較されたターゲットのMEクラス。 |
ROOT_FIRST_TARGET |
この比較に指定された第1ターゲットのルート・ターゲット名。 |
FIRST_TARGET |
この比較に指定された第1ターゲットの比較されたターゲット名(これはルート・ターゲットまたはメンバー・ターゲットになります)。 |
FIRST_CONFIG_TYPE |
第1ターゲットの構成タイプ。 使用可能な値は次のとおりです。
|
ROOT_SECOND_TARGET |
この比較に指定された第2ターゲットのルート・ターゲット名 |
SECOND_TARGET |
この比較に指定された第2ターゲットのターゲット名。 |
SECOND_CONFIG_TYPE |
第2ターゲットの構成タイプ。 使用可能な値は次のとおりです。
|
SNAPSHOT_TYPE |
異なるリストを含むスナップショット・タイプ。 |
DISPLAY_SNAPSHOT |
スナップショット・タイプの英語の表示名 |
CONFIG_ITEM |
スナップショット構成アイテム |
DISPLAY_CONFIG_ITEM |
構成アイテムの英語の表示名 |
CI_IS_CCS |
アイテムがCCS構成アイテムかどうかを示します。 使用可能な値は次のとおりです。
|
TOTAL_CI_DIFFS |
このターゲットおよび構成アイテムに関連付けられたすべての差分の合計数。 |
NOTIFY_DIFFS_COUNT |
通知フラグとの差分数。 |
JOB_EXECUTION_ID |
比較ジョブの今回の実行のID。 |
COMPARISON_ID |
比較定義のID。 |
COMP_RESULT_ID |
ルート・ターゲット比較、ジョブ実行および比較差分のID接続 |
ROOT_COMP_CONFIG_RESULT_ID |
ルート・ターゲットの比較構成結果ID。 |
COMP_CONFIG_RESULT_ID |
比較されたターゲットの比較構成結果ID。 |
MGMT$ECM_CMP_VISIBLE_CONFIGSビューから、比較に使用される表示可能な構成エンティティへアクセスできます。
表5-24 MGMT$ECM_CMP_VISIBLE_CONFIGS
列 | 説明 |
---|---|
CONFIG_ENTITY_ID |
比較されたターゲットまたは保存された構成のID。 |
TARGET_TYPE |
この構成エンティティIDに関連付けられたターゲットのターゲット・タイプ。 |
DISPLAY_TYPE |
この構成エンティティIDに関連付けられたターゲットのターゲット・タイプの外部表示名。 |
CONFIG_TYPE |
比較に選択された構成タイプを指定します。 使用可能な値は次のとおりです。
|
TARGET_GUID |
比較されたターゲットの一意の識別子。 |
TARGET_NAME |
比較されたターゲットの名前。 |
ME_CLASS |
比較されたターゲットのMEクラス。 |
SAVED_CONTAINER_GUID |
比較された保存スナップショットの保存コンテナ・スナップショットGUID。 注意: ターゲットが比較された場合、このフィールドはNULLを返します。 |
MGMT$ECM_CURRENT_SNAPSHOTSビューに、すべてのECMの現在の構成スナップショットがリストされますが、現在ログインしているEnterprise Managerユーザーに基づいてアクセスが制限されます。
表5-25 MGMT$ECM_CURRENT_SNAPSHOTS
列 | 説明 |
---|---|
ECM_SNAPSHOT_ID |
スナップショットを識別します。ECMスナップショットIDを使用して他のECMビューと結合できます。これはこのビューのキー列です。 |
SNAPSHOT_TYPE |
スナップショットのタイプを指定します。 |
START_TIMESTAMP |
収集結果のタイムスタンプ(ターゲットのタイムゾーン)を指定します。 |
TARGET_GUID |
ターゲットの一意の識別子 |
TARGET_NAME |
ターゲットの名前 |
TARGET_TYPE |
ターゲットのタイプ。 |
DISPLAY_TARGET_NAME |
ターゲットの表示名。 |
DISPLAY_TARGET_TYPE |
ターゲット・タイプの表示名 |
ELAPSED_TIME |
未使用 |
DESCRIPTION |
ユーザーによって指定されたスナップショットの説明。 |
MESSAGE |
未使用。 |
STATUS |
未使用。 |
SAVED_TIMESTAMP |
スナップショットが保存されたときのタイムスタンプ(Oracle Databaseのタイム・ゾーン)を指定します。 |
VERSION |
スナップショット・メタデータのバージョンを指定します。 |
HOST_NAME |
ターゲットのホストの名前を指定します。 |
LAST_UPLOAD_TIMESTAMP |
このスナップショットに対して収集処理が実行された最終時刻(管理リポジトリのタイム・ゾーン)を指定します。 |
MGMT$ECM_VISIBLE_SNAPSHOTSビューに、現在のEnterprise Managerユーザーに表示されるすべてのエンタープライズ構成管理(ECM)スナップショット(現在および保存されたスナップショットの両方)がリストされます。
表5-26 MGMT$ECM_VISIBLE_SNAPSHOTS
列 | 説明 |
---|---|
ECM_SNAPSHOT_ID |
スナップショットを識別します。スナップショットIDを使用して他のECMビューと結合できます。これはこのビューのキー列です。 |
SNAPSHOT_TYPE |
スナップショットのタイプを指定します。 |
START_TIMESTAMP |
収集結果のタイムスタンプ(ターゲットのタイムゾーン)を指定します。 |
TARGET_GUID |
ターゲットの一意の識別子 |
TARGET_NAME |
ターゲットの名前 |
TARGET_TYPE |
ターゲットのタイプ。 |
DISPLAY_TARGET_NAME |
ターゲットの表示名。 |
DISPLAY_TARGET_TYPE |
ターゲット・タイプの表示名 |
ELAPSED_TIME |
未使用 |
DESCRIPTION |
ユーザーによって指定されたスナップショットの説明が表示されます。 |
IS_CURRENT |
現在のデータか保存されたデータかを指定します。 使用可能な値は次のとおりです。
|
MESSAGE |
未使用。 |
STATUS |
未使用。 |
CREATOR |
保存されたスナップショットのみ有効。スナップショットを保存したEnterprise Managerユーザーを識別します。 |
SAVED_TIMESTAMP |
スナップショットが保存されたときのタイムスタンプ(Oracle Databaseのタイム・ゾーン)を指定します。 |
VERSION |
スナップショット・メタデータのバージョンを指定します。 |
LAST_UPLOAD_TIMESTAMP |
このスナップショットに対して収集処理が実行された最終時刻(管理リポジトリのタイム・ゾーン)を指定します。 |