Oracle® Enterprise Manager Sybase Adaptive Server Enterprise (ASE) Plug-inユーザーズ・ガイド 13.2.1.0 E94915-01 |
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この章で説明する項は、次のとおりです。
エージェントを構成するには、まず、エージェント・サービスを起動するユーザーがローカル管理者グループに属していることを確認します。また、プラグインをデプロイするすべてのエージェントで優先資格証明を設定する必要があります。次の手順に従って、エージェントを構成します。
(Microsoft Windowsのみ) Microsoft Windows環境で高度な権限を割り当てるには、次の手順を実行します。
エージェントをホストするローカルのMicrosoft Windowsノードで、エージェント・サービスを起動するユーザーがローカル管理者グループに属していることを確認します。ファイルがない場合は、ファイルを追加してください。
Windowsの「ローカル セキュリティの設定」ツールを開き、エージェント・サービスを起動するユーザーに次の高度な権限を付与します。
オペレーティング システムの一部として機能
プロセスのメモリ クォータの増加
バッチ・ジョブとしてログオンする権限
プロセス レベル トークンの置き換え
エージェント・サービスが稼働している場合は、再起動します。
Cloud Controlでホストとエージェントに対する優先資格証明を設定します。詳細は、「JDBCドライバの設定」を参照してください。
優先資格証明で設定するOSユーザーは、ローカル管理者グループに属している必要があります。
このOSユーザーは、次の高度な権限を持っている必要があります。
オペレーティング システムの一部として機能
プロセスのメモリ クォータの増加
バッチ・ジョブとしてログオンする権限
プロセス レベル トークンの置き換え
プラグインをデプロイするすべてのエージェントで優先資格証明を設定するには、次のようにします。
Enterprise Manager Cloud Controlで、「設定」メニューから「セキュリティ」、「優先資格証明」の順に選択します。
「優先資格証明」ページが開き、ターゲットの表が表示されます。
表からホストのターゲット・タイプを選択し、管理対象優先資格証明をクリックします。
ホスト優先資格証明ページが表示されます。
ホスト優先資格証明ページの「ターゲットの資格証明」セクションで、プラグインをデプロイする管理エージェントが稼働しているホストを選択し、「設定」をクリックします。
「名前付き資格証明の選択」ダイアログ・ボックスで、「新規」として資格証明を選択し、ユーザー名とパスワードを指定して「テストと保存」をクリックします。テストが正常に実行されたら、資格証明は適切に設定されています。
プラグインをデプロイする管理エージェントに対してOSコマンド・ジョブを実行します。
Enterprise Manager Cloud Controlにログインします。
「エンタープライズ」メニューから「ジョブ」→「アクティビティ」を選択します。
「ジョブ・アクティビティ」ページで「ジョブの作成」リストから「OSコマンド」を選択し、「実行」をクリックします。
次のページで必要な詳細を入力し、「発行」をクリックしてジョブを実行します。ジョブが正常に実行されたら、資格証明は適切に設定されています。