Oracle VM Server for SPARCのターゲット・ナビゲーション

ターゲット・ナビゲーション・ツリーは、Oracle VM Server for SPARC仮想プラットフォーム(OVM SPARC仮想プラットフォーム)にあるターゲット間の移動に役立ちます。プライマリ・ドメインのエージェント・デプロイ全体で、すべてのリソースが検出およびモニタリングされている場合は、サーバーから移動できます。

トップ・レベル、つまりノードは物理サーバーであり、第2ノードは、プライマリ・ドメインおよび他のすべての論理ドメインをホストしているOVM SPARC仮想プラットフォームとなります。ノードを展開してターゲット階層をドリルダウンするか、または特定のターゲットをクリックして、そのターゲットのランディング・ページを開きます。

図41-1は、OVM SPARC仮想プラットフォームのターゲット・ナビゲーション・ツリーの例です。第1ノードは物理サーバー(slci04-node4-ilom)で、Oracle VM Server for SPARCハイパーバイザ(slci04dbadm07 (OVM SPARC仮想プラットフォーム))を実行しています。ハイパーバイザは第2ノードにあります。第3ノードには、4つの論理ドメイン・ゲスト(プライマリ、ssccn4-app1、ssccn4-app2およびssccn4-app3)が表示されています。プライマリ・ドメインはSolarisゾーン仮想プラットフォーム(slci04dbadm07 (Solarisゾーン仮想プラットフォーム))でもあり、オペレーティング・システム(slci04dbadm07ホスト)を実行している1つのグローバル・ゾーンがあります。4番目の論理ドメイン(ssccn4-app3)は展開されています。論理ドメインにエージェントがデプロイされていた場合は、グローバル・ゾーンおよびホストslci04dbadm08を実行しているゾーン仮想プラットフォームとしてドメインが昇格されました。

図41-1 Oracle VM Server for SPARCのターゲット・ナビゲーション

図41-1の説明が続きます
「図41-1 Oracle VM Server for SPARCのターゲット・ナビゲーション」の説明