25 フル・クローンの作成
RMANバックアップを使用したセルフ・サービス・ポータルからのフル・データベース・クローンの作成
RMAN (Recovery Manager)によって作成されたデータベース・バックアップは、イメージ・コピーまたはバックアップ・セットとして格納されます。これらのバックアップを使用してプロファイルを作成し、それらのプロファイルを使用してフル・データベース・クローンを作成できます。
表25-1 RMANバックアップを使用したフル・データベース・クローンの作成
ステップ | タスク | ロール |
---|---|---|
1 |
DBaaSを有効にする「はじめに」の項のステップに従います。 |
はじめにを参照してください |
2 |
1つ以上のリソース・プロバイダを作成します。 |
「リソース・プロバイダの作成」を参照してください |
4 |
リクエスト設定を構成します。 |
「リクエスト設定の構成」を参照してください |
5 |
各セルフ・サービス・ユーザーの割当て制限を定義します。 |
「割当て制限の設定」を参照してください |
6 |
次のいずれかのタイプのプロファイルを作成します。 |
関連項目: |
8 |
作成したプロファイルに基づくサービス・テンプレートを作成します。 |
|
9 |
チャージバック・サービスを構成します。 |
チャージバックの構成を参照してください |
10 |
データベースのデプロイ時に、作成したサービス・テンプレートを選択します。 |
「データベースのリクエスト」を参照してください |
リソース・プロバイダの作成
次のような1つ以上のリソース・プロバイダを作成する必要があります。
-
PaaSインフラストラクチャ・ゾーン: 「PaaSインフラストラクチャ・ゾーンの作成」を参照してください
-
データベース・プール: 「Database as a Service用のデータベース・プールの作成」を参照してください
データベース・プロビジョニング・プロファイルの作成
次のいずれかのタイプのプロファイルを作成できます。
-
RMANバックアップ「RMANバックアップを使用したデータベース・プロビジョニング・プロファイルの作成」を参照してください。
-
既存のRMANバックアップ「既存のRMANバックアップを使用したデータベース・プロビジョニング・プロファイルの作成」を参照してください。
注意:
テスト・マスター・データベースとして指定されているデータベースからプロファイルを作成することをお薦めします。テスト・マスターの設定の詳細は、「スナップ・クローンのテスト・マスターの有効化」を参照してください。
データベースのリクエスト
セルフ・サービス・ユーザーは、データベース・テンプレート・プロファイルに基づいてサービス・テンプレートを選択し、データベースを作成できるようになりました。「データベースのリクエスト」を参照してください。
RMAN複製を使用したセルフ・サービス・ポータルからのフル・データベース・クローンの作成
「RMAN複製」機能を使用してテスト・マスターを作成し、テスト・マスターを使用してフル・データベース・クローンを作成できます。
表25-2 ライブ・スタンバイ・データベースを使用したフル・データベース・クローンの作成
ステップ | タスク | ロール |
---|---|---|
1 |
DBaaSを有効にする「はじめに」の項のステップに従います。 |
はじめにを参照してください。 |
2 |
1つ以上のリソース・プロバイダを作成します。 |
「リソース・プロバイダの作成」を参照してください。 |
3 |
ライブ・スタンバイ・データベースを使用してテスト・マスターを作成します。 |
「RMAN複製を使用したサービス・テンプレートの作成」を参照してください。 |
4 |
リクエスト設定を構成します。 |
「リクエスト設定の構成」を参照してください。 |
5 |
各セルフ・サービス・ユーザーの割当て制限を定義します。 |
割当て制限の定義を参照してください。 |
6 |
ライブ・スタンバイ・データベースに基づいてサービス・テンプレートを作成します。 |
「RMAN複製を使用したサービス・テンプレートの作成」を参照してください。 |
7 |
チャージバック・サービスを構成します。 |
チャージバックの構成を参照してください。 |
8 |
データベースのデプロイ時に、作成したサービス・テンプレートを選択します。 |
「データベースのリクエスト」を参照してください。 |