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Oracle® Fail Safeリリース・ノート
リリース4.2.1 for Microsoft Windows
E88307-02
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Oracle Fail Safe Managerが「値が必要な範囲内にありません」エラーで失敗する

Oracle Bug#20686726

Oracle Fail Safe Managerを使用してOracleデータベースをクラスタ・グループに追加する場合、「認証」ページの「オペレーティング・システム認証を使用」ボタンが選択され、「次へ」ボタンがクリックされると、Fail Safe Managerが失敗し、次のスタック・トレースが表示されます。

exception message: Value does not fall within the expected range
at Oracle.FailSafe.ResourceDatabase.set_UserName(String value)
at Oracle.FailSafe.Manager.Wizards.DatabaseAuthenticationPageView.Validate()
at Oracle.FailSafe.Manager.Wizards.WizardDialog.nextButton_Click(Object sender, RoutedEventArgs e)

Oracle Fail Safeリリース4.1.1では、すべてのデータベース・ユーザー名のクライアントAPIのアサーションが空でない必要があります。Oracle Fail Safe Managerは、オペレーティング・システム認証が選択され、それが例外の発生原因となる場合に、データベース・ユーザー名のクリアを試行します。

この問題は修正されています。空白のユーザー名が再度受け入れられます。また、Oracle Fail Safe Managerはオペレーティング・システム認証の設定時にユーザー名をクリアしなくなりました。

この問題が発生しないようにする方法はいくつかあります。

  1. Oracle Fail Safeサーバー・ユーザー名をORA_DBAグループに追加して、サーバーによってアクセスされるすべてのデータベースのオペレーティング・システム認証を有効にします。この場合、「認証」ページがスキップされます

  2. パスワード認証を使用します。これは、「OS認証」ボタンの選択が解除されていることを意味します

  3. Add-OracleClusterResource PowerShellコマンドレットを使用して、データベースをグループに追加します